気象庁によると、今夏の日本の平均気温は平年と比べて2.36度高く、同庁が1898(明治31)年に統計を取り始めてから最も高くなった。これまでで最も高かった2023、2024年を大幅に上回っており、今夏は「異常な高温」だったとしている。
今年は全国各地で気温が高く、7月も北海道で40度近くになるなど、危険な暑さが相次いだ。8月も危険な暑さが続き、5日に群馬県伊勢崎市で41.8度を観測して国内の過去最高を更新。月末の30、31日も40度以上を観測。年間で40度以上を観測した日数が9日となり、これも記録を更新した。
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どうする訪日外国人客の放置スーツケース急増問題
インバウンドの増加に伴い、観光地の路上やホテル、空港で、中身が入っていないスーツケースが放置される事態が急増中だ。大量に購入した土産物が入らず、大型の新品に買い替えた結果、要らなくなった古いものをそのまま置いていく人など、そのほとんどが買い替えに伴う廃棄が多いとみられる。観光地、ホテル、空港、そして街中で、ところ構わず廃棄?され、放置されたおびただしい数のスーツケースの処分・処理を巡って社会問題化している。
成田(千葉)、関西(大阪)、中部(愛知)の各空港でも、ロビーなどに放置されるケースが多くなり、うち関空では昨年度、過去最多の876件に上った。現状、空港、ホテルでは、一定期間保管しているが、その増え方にスペースを取られ、その管理にも頭を痛めている。しかも引き取りに来るケースはほとんどなく、大半は放置された側が処分費用を負担している。
放置スーツケース問題を抜本的に解決するには、無償や有償で引き取るサービスや、新品を売る際に中古品を引き取る取り組みなどが必要だろう。インバウンドの中長期的な増加を歓迎しつつも、オーバーツーリズムと同様、放置スーツケースも念頭に置き、国として早急な対策を講じなければならない。
なお、空港ごとのスーツケースの放置事案は、成田が2021年度の338件から2024年度は1,073件に、中部は22件から85件に、それぞれ急増している。
「特区民泊」大阪府内7市町村”新規申請受理しない”
市街地でのクマの緊急銃猟可能に 改正法9/1施行
ユニチカ 繊維事業シキボウに売却 染色子会社清算
繊維事業からの撤退を決めたユニチカ(本社:大阪市中央区)は8月29日、企業や学校向けのユニフォーム、東南アジア、中国における一部の関連事業や株式を、繊維メーカー、シキボウ(本社:大阪市中央区)に30億円で売却する契約を結んだことを明らかにした。年内に手続きを終える予定。
また同日、ユニチカは子会社の大阪染工(本社:大阪府島本町)を清算すると発表した。これに伴い、本社工場はサントリーホールディングスに譲渡する。譲渡金額は非公表。
ユニチカは福井県の合繊事業については、福井市に本社を置く繊維メーカー、セーレンに売却することを先行して決めている。なお、同社は赤字が続く祖業の繊維事業から撤退、食品包装などに使われるフィルム事業に注力する。