長崎県松浦市教育委員会は4月10日、同市・鷹島沖の海底で発見された鎌倉時代の元寇船の木板に、元(モンゴル帝国)の年号「至元十二年」(1275年)が墨書されているのを確認したと発表した。
至元十二年は元の2度目の来週(弘安の役・1281年)の6年前にあたる。この船について、専門家は年代的に元寇船であることを裏付ける貴重な文字資料と評価している。
弘安の役は、中国南部・江南地方などから押し寄せた元寇船約4,400隻が鷹島沖で暴風雨に遭い、壊滅したとされる。木板は2023年、水深約18mの海底で見つかった船の船倉から2024年に確認された。
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本屋大賞 朝井リョウ”イン・ザ・メガチャーチ”
全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2026年本屋大賞」(同実行委員会主催)は4月9日、朝井リョウさん(36)の「イン・ザ・メガチャーチ」(日本経済新聞出版)に決まった。
この作品は「推し活」などによって築かれるファンダム(熱狂的なファンのコミュニティー)経済を、ブームを仕掛ける側やファンなどの視点から捉えたもの。現代社会のひずみや、翻弄される人々の孤独感を描き出している。朝井さんは同賞3度目のノミネートで大賞を射止めた。
2位は佐藤正午さんの「熟柿(じゅくし)」、3位は村山由佳さんの「PRIZEープライズ」。翻訳小説部門1位は、フランスの作家メリッサ・ダ・コスタさんの「空、はてしない青」(講談社、山本和子訳)だった。