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和歌山・白浜町のパンダ4頭返還 6/28に中国へ出発決定

和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは5月23日、中国への返還が決まっているジャイアントパンダ4頭の返還日が決まったと発表した。6月28日に中国へ向けて出発する。返還されるのは同施設で飼育されている、いずれもメスのパンダ、「良浜(らうひん)」とその子どもの「結浜(ゆいひん)」「彩浜(さいひん)」「楓浜(ふうひん)」の4頭。
日中の保護共同プロジェクトの契約期間が今年8月で満了することに伴うもの。4頭は中国四川省の成都市の基地に返還される予定。

米地裁 ハーバード大の留学生 停止措置 一時差し止め

米国の連邦地裁は5月23日、トランプ政権による名門ハーバード大学留学生受け入れ停止措置を、一時差止める決定を下した。政権側が連邦地裁の決定に不服を申し立てるのは確実だ。大学側も徹底抗戦の構えで、最終的には措置の合法性も含め、連邦最高裁の判断に委ねられる可能性が高い。
連邦地裁は、「認定取り消しは憲法違反だ」とする大学側の主張に沿う形で、政権の措置が「回復不可能な損害を与える」と判断した。

万博アンゴラ館工事に無許可業者関与 下請けの未払で判明

大阪・関西万博で休館が続いているアンゴラ館の工事に関わった大阪府内の業者が、建設業法に基づく許可を取得していないことが分かった。この業者の下請け業者から大阪府に、工事費の未払があるとの相談があり、実態が判明したという。
府建築振興課によると、5月初旬、未払いに関する相談を受けて、この業者を調べた。建設業法上、500万円以上の工事を請け負う場合は、府知事や国土交通相の営業許可が必要だが、この事業者は第5次下請けで、工事自体が遅れに遅れていたことから、契約内容を書面にしないまま工事を見切り発車していたため、府は許可を取得していることが確認できなかった。
無許可で工事した場合、営業停止などの行政処分の対象となる。また、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されることもある。

トランプ氏「米経済に効果」日鉄のUSS買収計画承認へ

日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、トランプ米大統領は5月23日、両者の「計画的なパートナーシップ(提携)」を承認する意向を表明した。これを受け、米国の主要メディアが「トランプ氏が買収を承認した」と報じた。
トランプ氏は同日、自身のSNSに①両社の計画的な提携は少なくとも7万人の雇用を創出する②米国経済に140億ドル(約2兆円)の経済効果をもたらす③日鉄による投資の大部分は14カ月以内に行われる④USスチールの本社は引き続きペンシルベニア州ピッツバーグに置かれるーーなどと説明した。
買収の枠組みへの具体的な言及はなかった。ただ、日鉄はUSスチールを141億ドルで買収して完全子会社禍することを前提としており、投稿の内容は日鉄側の提案に沿ったもの。買収に反対の立場を取っていたトランプ氏が方針を転換し、買収が実現する可能性が高まったと判断される。

ホンダ 二輪車の世界生産台数 76年目で累計5億台達成

ホンダは5月22日、二輪車の世界生産台数が5月初旬に累計5億台を達成したと発表した。1949年に「ドリームD型」で二輪車の量産を開始して以来、76年目での達成となった。今日までの経緯をみると、1997に累計1億台、2008年に2億台、2014年に3億台、2019年に4億台をそれぞれ達成してきた。

東京メトロ ベトナム都市鉄道O&Mアドバイザリー事業開始

東京メトロ(本社:東京都台東区、以下、東京メトロ)は5月22日、ベトナム・ホーチミン市に開業した都市鉄道1号線のO&M(オペレーションおよびメンテナンス)アドバイザリー事業を23日から開始すると発表した。これは発注者のホーチミン市都市鉄道管理局から、日本工営(本社:東京都千代田区)を幹事会社とするコンサルタントJVが受託した業務を、東京メトロが協力会社として参画するもの。開業後のホーチミン1号線の安定的な鉄道運営をサポートする。

トヨタ 新型「RAV4」独自開発ソフト「アリーン」搭載

トヨタ自動車は5月21日、主力のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」の新型車を発表した。デザインは3種類で、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)に限定した。RAV4の新型車は約6年ぶりの全面刷新で、同社が独自開発するソフトウェア「アリーン」を搭載、音声認識や安全技術を高め、自動車の知能化を進めている。
PHVは電気だけの航続距離を現行の95kmから150kmに伸ばし、急速充電機能で約30分で80%の充電が可能という。自宅への給電(V2H)にも対応する。価格は未発表で、国内で2026年3月までに発売する。

介護採算難 24年M&A3割増え過去最多 需要はあっても…

介護業界の再編が進んでいる。2024年のM&A(合併・買収)は前年と比べ3割増え、過去最多となった。介護業務にあたるホームヘルパーを筆頭に、業務内容に比して待遇の低さも加わって、慢性的な担い手・人手不足の業界、それが介護業界だ。
近年、生保業界や損保業界大手の介護関連の買収が話題になったが、政府の介護政策は立ち遅れ、地域に求められる抜本的対応策は打たれないままだ。このため、在宅要介護者の介護を担う訪問介護ヘルパーの絶対的不足で、最悪、地域には”介護難民”があふれ、孤独死・孤立死が増え続ける事態も想定される。
世界に類を見ない超高齢社会を迎えている日本。要介護者は、確実に今後15〜20年は増え続ける。それだけに介護関連産業は隆盛なはずなのだ。だが、需要はあっても対応しきれない状況が続く。そうした経営環境の悪化から倒産や休・廃業も増加。今後も収益改善が見込めないと判断、2024年は東京電力ホールディングスや積水化学工業などが介護関連事業を売却した。
介護を主幹事業とする企業は、M&Aを進めて統合により、効率を高め採算を確保しようとの狙いだが、維持・管理に向けて所要人員を安定・定着させようとすれば待遇改善が求められる。元々、低待遇の業界だけに、大幅な給与ベースの積み増しが必要となる。本体事業への利益貢献は決してラクではないということだ。

最優秀アーティスト賞にMrs.GREEN APPLE 新国際音楽賞

京都市で5月22日、日本やアジアの音楽を世界へ発信することを目指し、今年新設された国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(ミュージック アワーズ ジャパン,MAJ)」の主要部門の授賞式が開かれた。
最優秀アーティスト賞はロックバンド、Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)に決まった。最優秀楽曲賞はヒップホップユニット、Creepy Nuts(クリーピーナッツ)の「Bling-Bang-Bang-Born(ブリン・バン・バン・ボン)」が受賞した。最優秀アルバム賞には藤井風さんの「LOVE ALL SERVE ALL」が選ばれた。
MAJは日本レコード協会などを組織するカルチャーアンドエンターテインメント産業振興会(CEIPA)が主催し、全部で62部門を表彰した。

京都・東山区「よしもと祇園花月」8/18閉館 14年で幕

吉本興業は、京都市東山区・祇園会館内の劇場「よしもと祇園花月」を8月18日で閉館すると発表した。よしもと祇園花月は、同社の直営劇場として2011年7月にオープン。客席数はおよそ500で、漫才、落語のほか、京都オリジナルの新喜劇などが上演され、地元の人はじめ修学旅行生、観光客などにも親しまれてきた。閉館決定により、同劇場での活動は14年間余で幕を閉じることになる。