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双日G 在留外国人向け専用のクレジットカード事業

双日(本社:東京都千代田区)グループ会社で、日本で働く在留外国人向けに自動車販売事業を手掛ける双日オートグループ東海(所在地:愛知県清須市、以下、SAGT)は4月19日、ショッピングクレジット事業やカード事業を行うアプラス(所在地:大阪市浪速区)との業務提携契約を通じて、同日より在留外国人向け専用のクレジットカード”EcRcard”を発酵する事業を開始すると発表した。
SAGTは今回の業務提携を通じて、自動車購入同様、新たにクレジットカードを持つ機会を提供することで、在留外国人の日本でのより良い生活の実現への貢献を目指す。

三菱商事とENEOS 航空機用再生燃料の製造で協力

三菱商事(本社:東京都千代田区)とENEOS(本社:東京都千代田区)は4月18日、持続可能な環境負荷の低い航空機用再生燃料(SAF)について、両社が協力して原料の開発から製造、流通までを手掛ける、事業化に向け共同検討を行うことで合意したと発表した。2027年をめどに製造を始める予定。早期に事業化し、日本の航空会社などへの供給を視野に入れる。

東北大など 高CO2条件で植物の成長促進に貢献する遺伝子発見

東北大学、九州工業大学、理化学研究所らの研究グループは4月19日、世界各地の様々な緯度・標高からシロイヌナズナの多数のエコタイプを収集し、比較解析を行うことにより高CO2条件で成長促進に貢献する遺伝子を発見したと発表した。この研究を発展させることで、将来の高CO2環境で高収量を実現する作物の育出に貢献することが期待される。

世界銀行 22年の成長率予測3.2%へ下方修正

世界銀行のマルパス総裁は4月18日、2022年の世界全体の実質成長率予測を3.2%へ下方修正したと発表した。1月時点の4.1%から0.9ポイント引き下げた。ロシアによるウクライナ侵攻の影響が拡大するほか、世界各所で新型コロナウイルスの感染再拡大の兆候が見られ、景気回復の勢いが鈍化すると判断した。

日立 インド・デリーの病院に酸素工場を設置

日立製作所とインド法人、日立インドは4月15日、インド・デリーの病院と提携し、病院敷地内に酸素工場を設置したと発表した。今後の新型コロナウイルスの流行に備え、医療インフラを強化する。
設置先はデリー南部のビムハンズ・ナヤティー・スーパー・スペシャルティー病院の敷地内。これにより、1時間あたり150ノルマル㎥(N㎥)の酸素を生成できるという。生成された酸素純度は97%。集中治療室(ICU)や新生児、小児科、救急病棟などに供給される。NNA ASIAが報じた。

 

丸紅 廃プラなど再資源化でインドネシア企業と覚書

丸紅(本社:東京都千代田区)は4月18日、廃プラスチックなど廃棄物の再資源化事業の開発に向け、丸紅インドネシアが同国のスタートアップ、カザナ・ヒジャウ・インドネシア(レコシステム)と覚書を締結したと発表した。2022年4月から廃プラスチック等の廃棄物の回収・製品化および販売に向けた事業を手掛ける。
インドネシアは人口増加に伴い廃棄物の発生量が増え、とくにプラスチックごみの海洋流出量は中国に次ぐ世界第2位。同国政府は各製造業者に対し、2029年までに廃棄物総量を30%削減する規制を定めている。

マツダ 次世代リチウムイオン電池開発がNEDOに採択

マツダは4月19日、提案した「次世代高容量高入出力リチウムイオン電池の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」の研究開発項目の一つ「高性能蓄電池・材料の研究開発」に採択されたと発表した。
今回同社が提案した事案は、カーボンニュートラルの実現に不可欠な電動車の普及に向けて、蓄電池・モータ-システムの性能向上・コスト低減などの技術的な課題解決を図ることで、将来的な自動車の電動化を支える基盤技術や地区衣電池・モーターの産業競争力強化窓を目指している。同事業でマツダは、高容量と高入出力を両立するリチウムイオン電池(LIB)の開発に取り組む。

外貨不足のスリランカ IMFに緊急融資を要請

外貨不足に直面するスリランカは4月18日、同国への経済支援を求めワシントンで国際通貨基金(IMF)との協議を開始した。スリランカ政府が発表した。生活必需品の輸入などへの支援を求め、緊急融資を要請した。スリランカの債権者でもあるインドも19日、IMFにスリランカ支援を求めたと明らかにした。

21年度貿易収支5兆3,749億円の赤字 2年ぶりの赤字に

財務省が4月20日発表した2021年度の貿易統計速報によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5兆3,749億円の赤字で、2年ぶりの赤字となった。エネルギー価格の上昇を背景に、原油の輸入額が97.6%、LNG(液化天然ガス)が58.8%それぞれ伸び、石炭が2倍以上に増えるなど、輸入額が前年度より大幅に伸びたため。
輸入額は前年度比33.3%増の91兆2,534億円、輸出額は同23.6%増の85兆8,786億円で、年度として比較可能な1979年度以降で輸出、輸入額いずれも過去最高だった。赤字幅は過去4番目の大きさとなった。

南方熊楠の手紙,直筆原稿など23年2月に特別展

和歌山県白浜町の南方熊楠記念館はこのほど、同県出身の世界的な博物学者、南方熊楠(1867~1941年)が知人、植物・魚類研究者、宇井縫蔵らに宛てた手紙7点と直筆の原稿1点を入手、2023年2月に特別展を開いて一般公開する。これは同記念館が東京や和歌山などの古書店から購入した、全集未収録の貴重な収蔵品。熊楠ファンには一見の価値がありそうだ。