「アジア」カテゴリーアーカイブ

大阪・ミナミで放置自転車”見つけ次第撤去”始まる

大阪市はミナミで11月13日、歩行者の通行の妨げになっている「放置自転車」を見つけ次第、すぐに撤去する取り組み「リアルタイム撤去」を試験的に始めた。
大阪市ではこれまで、警告から一定の時間が経っても放置されているものを撤去していたが、所有者が一時的に動かし、撤去作業の終了後に再び路上に放置するケースが相次ぐなどしていたことから、対策の強化に乗り出したもの。同様の取り組みは東京都や京都市などでも行われているが、大阪市内では初めて。道頓堀や心斎橋などを含めたミナミエリア一帯を対象に平日の日中に行う予定。

関西1府4県の私立高団体が標準授業料超分の学校側負担に反対

大阪以外の関西の1府4県の私立高校などでつくる団体のそれぞれの代表者らは11月7日、大阪府庁を訪れ、大阪府がまとめた制度案の「標準授業料」超分の学校側負担に「断固反対」する旨の申し入れ書を担当者に手渡した。
大阪府は所得制限のない高校授業料の無償化に向けて、大阪府内に居住する子どもが関西の他府県の私立高校などに通う場合も対象とし、年間の授業料が府の設定した「標準授業料」を超える場合、学校側が超えた分を負担することを求めているため。
関西1府4県の私立高団体は反対の理由について、「多様な特色の教育が私立高校の存在意義で、授業料はそれぞれの学校が決めるものであり、行政に指導されるものではない」などとしている。そのうえで大阪府外の私立高校に進学する府民の子どもについては、授業料の上限を決めず全額大阪府が支援するよう求めている。

阪神 38年ぶりに2度目の日本一達成 関西対決制す MVPに近本

日本シリーズ第7戦が11月5日、オリックスの本拠地・京セラドーム大阪で行われ、阪神が7−1で関西対決を制し、38年ぶり2度目となる悲願の日本一を達成した。MVP(最高殊勲選手)には近本光司外野手(28)が選ばれ、賞金700万円を獲得した。近本はシリーズ14安打(打率4割8分3厘)、8得点を挙げ1番打者としてチームを牽引した。

大阪・御堂筋でイルミネーション点灯式『大阪・光の饗宴』

冬の大阪の街を華やかなイルミネーションで彩るイベント『大阪・光の饗宴』が11月3日スタート、同日御堂筋で点灯式が行われた。このイベントは12月31日まで、毎日午後5時ごろ〜同11時にかけて行われる。
これは大阪のメインストリート・御堂筋を中心に大阪の活性化につなげようと大阪府、大阪市、経済界が実施しているもの。冬の大阪の風物詩となっている。同日は夕刻、カウントダウンの後、街路樹のイルミネーションが一斉に点灯されると、訪れた多くの人たちから歓声が挙がった。

万博会場建設費増額 政府が受け入れ表明 1.9倍に膨張

西村康稔経済産業相と自見英子万博相は11月2日、2025年大阪・関西万博の会場建設費が最大2,350億円に上振れするとした日本国際博覧会協会の試算を、政府として受け入れると表明した。この結果、大阪府・市と経済界もすでに容認しており、増額が正式に決定した。会場建設費の上振れ(増額)は2回目で、当初の見積もりから1.9倍に膨らむことになる。

関西広域連合「関西パビリオン」建設費約1億4,500万円増へ

関西広域連合は10月26日会合を開き、2025年大阪・関西万博で出展する「関西パビリオン」の建設費が当初見込みより、およそ1億4,500万円増える見通しになったとして増額分を計上した補正予算案をまとめた。増額分の内訳はパビリオンのバックヤードを広げるための費用8,600万円、資材価格や人件費の高騰などでおよそ5,900万円を盛り込んでいる。
関西広域連合は関西の5府県、周辺の4県を合わせた9府県で構成。関西パビリオンの建設費は当初約5億2,500万円を見込んでいた。今回の増額分を合わせるとおよそ6億7,000万円となる。

自見万博相 万博建設費増額後も政府, 自治体, 経済界1/3負担を維持

自見英子万博相は10月24日、大阪・関西万博の会場建設費に言及し、建設費の増額後も政府、自治体、経済界で3分の1ずつを負担する割合を維持する考えを示した。ただ自見氏の発言は、従来計画からの500億円増額に対してはコメントを避け、できるだけ早いタイミングで政府の検討結果をお伝えしたい」と述べるにとどまった。

関西4〜9月貿易収支 黒字額1.26兆円で前年の5倍, 原油輸入減少で

大阪税関のまとめによると、関西の2023年上半期(4〜9月)の貿易収支は1兆2,611億円の黒字となり、前年同期の5倍に上った。輸入額は、エネルギー価格が落ち着き前年同期比13%減の9兆2,304億円にとどまった。原油は同51%、LNG(液化天然ガス)は同39%それぞれ減少した。一方、輸出額は同4%減の10兆4,915億円だった。

「金剛バス」廃止の5路線 近鉄バス・南海バスが運行継続へ

大阪府富田林市、太子町、河南町、千早赤阪村などを走る金剛バスが12月20日で路線を廃止することを受けて、地元自治体等による協議会は10月19日、2回目の会合を開き対応策を検討した。その結果、通学などの利用客が多い5つの路線について、近鉄バスと南海バスが運行を継続することになった。両バス会社はコミュニティーバスとして運行する。当面現行運賃を維持する予定だが、利用状況によって値上げする可能性があるとしている。

日本シリーズは59年ぶり関西勢対決に 阪神vsオリックス

今年の日本シリーズは10月20、21日、それぞれクライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜いたセ・リーグ阪神、パ・リーグオリックスの関西勢対決となった。関西勢対決となるのは、1964年の阪神と南海(現ソフトバンク)以来59年ぶり。
阪神は20日、広島とのCSをしぶとく3連勝し、アドバンテージの1勝と合わせ4勝として日本シリーズ進出を決めた。オリックスもロッテとのCSで1敗したものの21日、順当に勝ち抜け、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。両チームとも、レギュラーシーズンをそれぞれ2位チームを大きく引き離して制した強さを見せつけた。