「アジア」カテゴリーアーカイブ

近畿の8月マンション発売35.1%減 8カ月ぶり前年実績割る

不動産経済研究所(本社:東京都新宿区)のまとめによると、8月の近畿2府4県の新築マンション発売戸数は、前年同月比35.1%減の1,050戸と8カ月ぶりに前年実績を下回った。契約率は65%と好不調の分かれ目の70%を割り込み、低調だった。8月は例年、春商戦が一段落するため発売戸数が落ち込むが、前年が活況だった分、反動が大きくなった。

「あべのハルカス近鉄本店」に北海道のアンテナショップ

コロナ禍で百貨店での物産展の開催が難しくなる中、9月15日、大阪・阿倍野区の「あべのハルカス近鉄本店」に関西で初めてとなる北海道公式のアンテナショップがオープンした。店内には、北海道から直送された海鮮や乳製品、名物のお菓子などおよそ700品が販売されている。
同百貨店では、コロナの感染拡大を受け、入場者が通常の半数を超えた場合、館内への入場を制限することにしており、このアンテナショップでも混雑が起こらないよう対応する方針。物産展と違い、年間を通して開店しているため、旬のものを旬の時期に提供できるのが強みだ。

大阪府 中小企業・事業者支援に111億円の補正予算案

大阪府は、コロナ禍で打撃を受けた事業者を幅広く支援したいと、一定の要件を満たした中小企業に50万円、個人事業主に25万円の支援金を支給する方針を固め、111億円の必要経費を補正予算案に盛り込み、月内に始まる定例府議会に提出する。
対象は2021年4月から8月のいずれかの月の売り上げが2020年か2019年の同じ月と比べ50%以上減少し、休業や時短に応じている飲食店と取引がある事業者など、これまで協力金の対象となっていなかった、飲食店に食材を下ろしたり、おしぼりをレンタルしたりしている企業や事業者。

大阪府 宿泊療養施設に診療スペース整備 重症化防止へ

大阪府は宿泊療養施設の一部に医師や看護師が常駐する診療スペースを整備する方針を決め、9月21日から運営する医療機関を公募することになった。次のコロナ感染の第6波で、感染力の強い変異株に見舞われた場合、病床のひっ迫を抑えるには、ホテルなどでの宿泊療養者の重症化を防ぐ手立てが必要と判断、整備を決めたもの。
具体的には診察室や点滴室などを設けて、日中は医師や看護師を常駐させ、軽症患者などに使用できる「抗体カクテル療法」や解熱剤の処方などを行う。すべての宿泊療養施設でこうした体制を整えるのは難しいことから、まずは数カ所の施設で整備を進める方針。
大阪府は、軽症や無症状で入院の必要のない感染者を31の宿泊療養施設で受け入れていて、感染の第5波で宿泊療養者は一時、3,500人以上に上った。

「空飛ぶクルマ」実現へ 大阪府・市がSkyDriveと連携協定

大阪府と大阪市は9月14日、ドローンの技術などを使った「空飛ぶクルマ」の実現につなげようと、機体の開発を担っている民間企業、SkyDrive(本社所在地:東京都)と協力して実証実験などに取り組む連携協定を締結したと発表した。
空飛ぶクルマは、人やモノを乗せて電動で飛行できる機体で、交通渋滞の緩和や物流の効率化などにつながると期待されている。2021年中に、大阪・南港で大型のドローンを飛ばして風の影響などを調べるほか、仕組みや活用方法などを説明するセミナーを開くことにしている。大阪府の吉村知事は、「2025年の大阪・関西万博までに実現させたいので、2022年にも大阪で試験飛行をしてほしい」と話している。

大阪・北区の大型パチンコ店で集団ワクチン接種

大阪市北区の大型のパチンコ店、フリーダムで9月13日、営業を休み従業員や家族、地域の人たちを対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が行われた。接種を受ける人はパチンコ台の椅子に座り、医師や看護師が順番に回っていくという仕組み。台の上にモニターが設置されていて、接種からの経過時間が分かるようになっている。呼び出しボタンがあるので、体長に異変があった場合もすぐに対応できるという。今回は2日間でおよそ1,500人がワクチン接種を受ける予定。店では10月に2回目の接種を予定している。

大阪・豊中市がワクチンカーで”出前”接種サービス開始

大阪府豊中市が9月13日から、新型コロナウイルスのワクチン接種をキャンピングカーを改造した車で「出前」するサービスを始めた。豊中市内のお寺の境内に停められた「おとどけ!ワクチンカー」と名付けられた車の中で、近くの商店街の関係者48人が接種を受けた。
これは接種権を持つ希望者が24人以上集まれば、希望する場所まで出張してくれるサービス。豊中市は”ママ友”や大学のサークル仲間などのグループを想定している。豊中市のワクチンカーは11月末まで運用される。

INAC神戸,浦和など白星発進 サッカー女子WEリーグ開幕

サッカー女子プロ、YogiboWEリーグは9月12日開幕、5試合が行われた。従来のトップリーグだったなでしこリーグを中心にINAC神戸、三菱重工浦和などが白星発進した。
INAC神戸は新設の大宮に5-0で大勝。三菱重工浦和が日テレ東京ヴェルディに2-1で競り勝った。マイナビ仙台はノジマ相模原と0-0で引き分けた。また、新設の広島はちふれ埼玉に3-0で快勝し、長野は新潟を3-1で降した。
WEリーグは11クラブが参加し、2022年5月に終了する。