ピーチ 6期ぶり黒字 航空需要回復で設立以来 過去最高 2024年7月9日アジア, アジア-産業つなぐfujishima ANAホールディングス傘下の格安航空会社、ピーチ・アビエーションの2024年3月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比52.4%増の1,380億9,800万円で最終(当期)利益は228億8,400万円(前期は124億7,100万円の赤字)だった。2018年3月期以来の6期ぶりの黒字で、2011年設立の同社にとって過去最高の黒字を記録した。
万博 中国パビリオン建設工事現場でロープ切れ, 鋼材落下 2024年7月8日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博を運営する博覧会協会は7月5日、海外パビリオン建設中に起きた鋼材落下事故について、発生場所は中国パビリオンの建設現場だったと明らかにした。クレーン車での荷揚げ中に長さ10m、厚さ5mmの銅製鋼材8枚が3〜4mの高さから落下した。けが人はなかったものの、工事を中断している。
近畿の24年路線価 2年連続上昇 人流回復で1.8%上がる 2024年7月4日アジアつなぐfujishima 国税庁が今年1月1日時点で算定した2024年分の路線価によると、近畿2府4県の平均は前年比1.8%上がり、2年連続で上昇した。府県別の平均では大阪府が3.1%、京都府が2.4%、兵庫県が1.2%、滋賀県が0.2%それぞれ前年を上回った。一方、和歌山県が1%、奈良県が0.2%それぞれ前年を下回った。上昇の背景にはインバウンドの大幅増や、コロナ禍を経て人流が本格的に回復してきたことがある。
大阪・中之島「再生医療」の新拠点 6/29開業セレモニー 2024年7月2日アジア, アジア-産業つなぐfujishima 大阪市北区・中之島に創設された、iPS細胞を使った再生医療など最先端の医療を提供する新たな拠点「Nakanoshima Qross」が6月29日、いよいよ開業し、オープニングセレモニーが行われた。Nakanoshima Qrossは地上16階の建物に8つの医療機関のほか、ヒトのiPS細胞の製造や研究開発を行う企業など、合わせて41の団体が集積する最先端医療の拠点。 セレモニーはこの医療拠点を運営する一般財団法人の澤芳樹理事長はじめ、大阪府の吉村知事、元経済財政担当相で衆議院議員の甘利明氏らが臨席し、開業を祝った。
25年万博の大屋根リング 見学ツアー開始 高さ20mの迫力 2024年7月2日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博の会場シンボルとなる木造の大屋根(リング)を見学できるツアーが6月30日、会場となる大阪市の人工島、夢洲(ゆめしま)で始まった。有料の一般向けと無料の中高生向けをそれぞれ実施した。見学ツアーは一般向けを博覧会協会が、中高生向けを大阪府・大阪市が主催。一体が世界最大級の木造建築物の、高さ最大約20mの大迫力を体感してもらった。 一般は先着順で、団体枠は10月までの全日程がわずか5分で売り切れ、個人枠と中高生向けの次回募集は7月1日から行われる。
大阪観光局 公式アプリに10月以降 NECの顔認証決済を導入 2024年7月1日アジア, アジア-産業, アジア-社会つなぐfujishima 大阪観光局は6月27日、観光客向けに独自開発したアプリ「Discover OSAKA」にNEC(日本電気、本社:東京都港区)の顔認証決済機能を搭載すると発表した。事前に顔写真やクレジットカード情報などを登録すると、店舗に設置されたカメラに顔をかざすだけで支払いが完了する。10月以降、大阪市内の観光施設など約10店舗で決済サービスが利用できる予定。対応する店舗は順次増やしていく考え。登録者数は2024年度中に1万人を目指す。
25年万博会場のシンボル大屋根リング 大林組担当工区完了 2024年6月28日アジア, アジア-産業つなぐfujishima 大林組(本社:東京都港区)は6月26日、共同企業体(JV)で進めている2025年大阪・関西万博会場のシンボル、大屋根リング工事(PW北東工区、全周約2kmの約3分の1)について、最後の床材取り付け工事が完了し、柱や梁、床などの基本構造体(木架構)が完成したと発表した。 独自の工法の導入やデジタル技術を活用した情報共有などにより、当初の計画からは1.5カ月早く完了した。
ポルトガル 万博パビリオン8月着工, 内装含め開幕前に完成 2024年6月27日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博にパビリオン参加するポルトガルは6月25日、外観デザインの変更を含めた建設計画を明らかにした。同国は自前でパビリオン建設する「タイプA」を選択している。資材価格の高騰などのため外観のデザインを変更した。今後の建設スケジュールについて、今年8月に着工し、10月中旬までに重機を使う工事を終了させる予定。その後は内装工事などを行い、2025年3月にはパビリオンとして完成する。担当者は「組み立てるように建設していくので、開幕前までに完成すると確信している」と語っている。
大阪・関西万博 開幕前日の25年4/12に開会式挙行 IPMで公表 2024年6月26日アジア, アジア-国際交流つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博に参加を予定する約160カ国・地域や国際機関の担当者を集めた「国際参加者会議(IPM)」が6月25日、奈良市で始まった。同博覧会協会の石毛博行事務総長は開会挨拶で、万博の開会式は開幕前日の2025年4月12日の午後に開催することを明らかにした。
大阪府 劇症型溶血性レンサ球菌患者すでに56人 昨年上回る 2024年6月26日アジアつなぐfujishima 手や足の壊(え)死などを引き起こし、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の大阪府内の患者数が、今年に入って6月16日までに56人に上り、昨年1年間に確認された55人を上回った。府によると、詳しい感染経路は分からないケースが多いが、手洗いや傷口を清潔に保つなどの感染予防を徹底するよう呼び掛けている。 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、手足の壊死や多臓器不全などが起こる感染症で、30代以上に多いとされている。