Social-care Home

地域で高齢者を支える社会へ、連絡協議会設立

◎地域の関係団体が連携し、看護・保育・介護人材を育む体制の整備を

複数の大手シンクタンクの分析によると、加速する高齢社会の進行に伴い、わずか8年後の2025年には、在宅介護はもちろん、施設に入りたくても入れない「介護難民」や、単身世帯のためケアする人がいない「死に場所難民」が数十万人単位で巷にあふれる可能性があるといわれます。そんな悲劇的な事態はどんなことがあっても回避しなければなりません。
早急に地域完結型のケアシステムを構築するほかありません。
現在、進行中のプロジェクトです。この他に数地区での連絡協議会の設立を考えています。ぜひご賛同頂き、ご連絡をお待ちしております。
どの世代にも暮らしやすい街づくりに向けて、大阪府下・北摂地区、大阪市内南部、大阪府下・北河内地区で、地域完結型医療・介護連携のケアシステム構築を目指し、その活動の中核組織となる「連絡協議会」が発足、あるいは発足に向けて準備が進められています。

①政府の構想に基づくODA(政府開発援助)国家プロジェクトの推進。こちら参照▼
②外国人留学生(海外の政府と提携先日本語学校と連携した育成プロジェクト)の推進。こちら参照▼
③働き方改革、短時間労働を考える(医療・介護・保育の短時間労働 マッチングサイト構築)こちら参照▼
④教育機関との連携、人材のすそ野の拡大を進め、多様な人材の参入促進を図る。(学校法人 大阪滋慶学園 他)こちら参照▼
介護・福祉News

  • 「ひまわり8号」活用し農作物への自然災害防ぐ 2014年10月16日 「ひまわり8号」活用し農作物への自然災害防ぐ 農林水産省は内閣府や気象庁と共同で2015年度から、高精度の気象情報に基づく栽培管理支援や気象災害回避システムの開発に取り組む。HⅡAロケットで打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり8号」では、1㌔㍍四方から500㍍四方の精密画像提供が可能になるほか、30分に1回だった画像提供頻度を最短で2分半にできるなど情報精度が飛躍的に高まる。この能力を生かし台風や大雪、竜巻などへの対策を万全にし、被害を最小限に食い止める。 15~17年度をメドに、メッシュ化した気象情報や気象災害対策情報を全国に配信するシステムの試作品を開発。19年度までに数週間先までの気象情報と対策情報を継ぎ目なく提供できるようにし、各地域や作物品種に対応した高温障害と冷害の予測技術、気象対応型栽培管理技術を開発する。
  • 埼玉大 野菜や果物を超音波センサーで”健康診断” 2014年10月9日 埼玉大  野菜や果物を超音波センサーで”健康診断” 埼玉大学の蔭山健介教授らは、栽培するトマトやアセロラなどの野菜や果物の状態を正確に把握できる技術を開発した。茎の中で空気の粒が生まれるのを小さな超音波センサーでとらえ、与える水や肥料の量を精密に調節する。ミニトマトの水耕栽培実験では肥料の量を半分以下にできた。3年後の実用化を目指す。
  • エノキタケ由来の不凍多糖量産化に成功 カネカと関大 2014年10月3日 エノキタケ由来の不凍多糖量産化に成功  カネカと関大 カネカと関西大学は10月2日、風味を損なわずに冷凍保存ができる成分「不凍多糖」をエノキタケから抽出し、世界で初めて大量生産することに成功したと発表した。不凍多糖を添加すれば、高熱で調理した後に冷凍するエビフライやから揚げの味と食感を、解凍後も保つことができるという。10月中旬からサンプル出荷を始める。カネカでは5年後には不凍素材製品群で10億円の売り上げを目指す。 カネカは、関西大学化学生命工学部の河原秀久教授、エノキタケメーカーの一栄(長野市)、抽出装置を生産する富士ハイテック(長野市)と2010年8月から共同開発してきた。
  • 神鋼環境 ミドリムシ量産化に成功 28年度に食品で始動 2014年9月24日         神鋼環境 ミドリムシ量産化に成功 28年度に食品で始動 神戸製鋼所のコ会社で環境装置大手の神鋼環境ソリューション(神戸市中央区)が本格的に始める「ユーグレナ(ミドリムシ)」の量産化に注目が集まっている。ユーグレナは、栄養素や油脂分を大量に含む単細胞生物。用途は食料品からジェット燃料までと幅広く、安定生産が実現すれば、ユーグレナを使った商品の開発が一気に進むことが期待されている。 神戸環境ソリューションが量産化するユーグレナは筑波大学と共同で発見した。バイオ燃料として有望と考えられてきた、他社が研究する「ユーグレナ・グラリシスZ株」と比較し、増殖し速度が重量ベースで2倍以上あり、生産性に優れているのが大きな特徴。 神戸環境ソリューションでは平成27年度に10立方㍍の大型培養槽で生産し、28年度にも食品の原料として販売、30年度に化粧品、32年度以降にジェット燃料として実用化する計画だ。
  • ナスのゲノム 世界で初めて解読 農研機構など 2014年9月22日 ナスのゲノム 世界で初めて解読  農研機構など 農業・食品産業技術総合研究機構はかずさDNA研究所(千葉県木更津市)と共同で、重要な野菜の一つであるナスのゲノムを世界で初めて解読した。784万2000の遺伝子の存在を明らかにするとともに、病害抵抗性や食品の機能性に関わる多数の遺伝子を見い出した。これらの遺伝子の情報を利用することで、ナス新品種開発の加速が期待できるという。 ナスは奈良時代から国内で栽培されており、近代的な品種改良で育成されたF1品種のほか、日本各地で様々な特徴を持つ地方在来品種が栽培されている。
  • 病気や塩害に強いイネの新遺伝子発見 愛媛大など 2014年9月20日             病気や塩害に強いイネの新遺伝子発見  愛媛大など 愛媛大学と農業生物資源研究所の共同研究グループは、イネから病原菌や塩害、乾燥に強く、光合成の能力も増す遺伝子を発見した。1つでこれだけ多くの遺伝子の働きを高める遺伝子は、これまで知られていないという。 同研究グループは、様々な遺伝子の働きを制御するHAP2たんぱく質の遺伝子(HAP2 E)を取り出した。HAP2遺伝子の働きを強めたイネをつくり、既存のそれぞれ優れた特性を持つ品種「あそみのり」「戦捷」「日本晴」などと比較し、病気のかかりにくさや、塩害や乾燥に対する強さなどを調べた。病気に強く、塩害が起きている地域や乾燥地帯で育つ新品種の開発に役立つと期待される。
  • 高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」年内市場に 2014年9月17日     高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」年内市場に 独立行政法人農研機構の近畿中国四国農業研究センター(広島県福山市)が開発したイネの新品種「恋の予感」は、すでに栽培されており、12月には市場に並ぶという。地球温暖化対策として同センターが2002年から開発を続けてきた自信作で、高気温にも耐えられるほか、主力品種の「ヒノヒカリ」よりも収穫量や耐病性に優れ、味もヒノヒカリと同等という。インパクトあるネーミングは公募の結果、決められた。

介護予防 医療法人社団てんわかかりつけ医院理事長兼院長 馬場 清志氏監修
医療のプロが勧める“介護予防”指南 医療法人社団てんわかかりつけ医院理事長兼院長 馬場 清志氏監修

65歳以上の5人に1人は認知症、そして残る4人のうち1人は認知症予備軍です。
認知症を予防するため「MCIスクリーニング検査」をお勧めします。
 アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。「MCIスクリーニング検査」は、アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。MCIとは軽度認知障害のことで、健常者と認知症の中間の段階を指します。
私たちの体には、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータペプチドが脳内に蓄積しないよう排除する仕組みや、その毒性を弱める仕組みが備わっています。その仕組みにはアポリポタンパク質や、免疫に関わる補体タンパク質、アミロイドベータと結合して、その作用を抑制するトランスサイレチンなどが関連しています。

MCIスクリーニング検査とは
 「MCIスクリーニング検査」とは、右記の3つのタンパク質の血中量を測定することで、アミロイドベータペプチドに対する抵抗力をはかるものです。検査は採血のみです。
こんな方にお勧めの検査です
①50歳代以上の方
認知症発症者数は70歳代で急激意増えることが分かっています。発症の約20年前からアミロイドベータペプチドの蓄積が始まるため、自覚症状がなくても検査をお勧めします。
②認知症への不安を抱いている方
健康診断と同様に、定期的に検査を受けることで、ご自身の状況を確認できます。
③ご家族が異変に気付いた場合
軽度認知障害(MCI)の状態では、本人にも物忘れの自覚がありますが、ご家族が以前と様子が違うと気付いたときには、検査を受けることをお勧めします。
④肥満や糖尿病など、生活習慣病の恐れがある方

遺伝子で認知症リスクが分かります。
認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)や高齢者の認知機能低下に関与するといわれている遺伝子の一つに、アポリポタンパクE(ApoE)をつくるAPOE遺伝子があります。アルツハイマー病になりやすい体質かどうかを知る検査が「APOE遺伝子検査」です。
検査は採血のみです。

MCIスクリーニング検査、APOE遺伝子検査を希望される方は、下記へご相談ください。