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米首都ワシントン 州兵派遣でトランプ政権を提訴

米首都ワシントン(コロンビア特別区)のシュワルブ司法長官は9月4日、トランプ政権による州兵の派遣は違法として連邦地裁に提訴した。ワシントンに展開している州兵の撤収と今後の派遣禁止を命じるよう求めている。シュワルブ司法長官は、声明で州兵の派遣は「大統領の権限をはるかに逸脱する軍事占領」とし、「不必要で望まれていなしだけでなく、特別区とその住民にとって危険で有害だ」と批判している。

自民党”大迷走”収拾, 誰も解党的出直しの中身語らず

自民党の”大迷走”=石破おろしが9月7日、石破首相の辞意表明をもって決着した。この大迷走で、自民党の体質は何も変わっていない。自民党はもはや日本の政治の”舵取り”を担っていける党ではないことがはっきり分かった。
この石破おろしの報道ではっきりしたことがある。新聞・テレビのマスメディアが、ただ永田町の自民党内の動きを報道するだけでこの間、マスメディアとして果たすべき役割・責任を果たしてこなかったのではないか?という点だ。
惨敗という衆参両院選挙の結果、党として”解党的出直し”が必要との声が党内から出たが、マスメディアはその中身・内容を具体的に両院議員や党員に取材し、語らせることを一切しなかった。これまで通り、自民党の総裁交代=表紙替えの報道に手を貸す報道に終止した。石破おろしの前に党として取り組むべきことがあるのではないか?と本気で主張したマスメディアはあったのか。
自民党だけに限らないかもしれないが、国会議員に国の未来を託せる能力がないと分かったら、あるべき、そして取り組むべき方向性、内容を指し示すことがマスメディアの責任、役割ではないのか。

最低賃金 全都道府県で初の時給1,000円超 国が支援

今年度の最低賃金は9月5日までに出揃い、現在よりも全国平均の時給で66円高い1,121円となり、すべての都道府県で初めて1,000円を超えた。
66円の引き上げは現在の制度となった2002年度以降で最大で、国は大幅な引き上げで、実施にあたり特に影響を受ける中小企業や小規模事業者を対象に支援を拡充することにした。
国は9月5日から、職場内で賃金が最も低い従業員について一定額以上の賃上げを行い、生産性向上につながる設備投資を行った場合に、かかった費用の一部を支援する「業務改善助成金」について、申請の対象となる中小企業などを拡大した。
このほか、新製品や新しいサービスの開発にかかる費用を支援する補助金や業務の効率化につながるITツールの導入を支援する補助金についても、対象の企業を拡大する方針。

7月の実施賃金0.5%増 7カ月ぶりプラス ボーナス増

厚生労働省が9月5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で0.5%増えた。プラスは7カ月ぶり。ボーナスの増加や賃上げが加わり、物価上昇分をわずかに上回った。
名目賃金を示す1人あたりの現金給与総額は41万9,668円と4.1%増えた。ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は12万8,618円と7.9%プラスだった。伸びは6月の4.4%を上回った。

悠仁さま 皇室で40年ぶり男性皇族「成年式」皇居・宮殿

秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが19歳の誕生日を迎えた9月6日、皇居・宮殿で「成年式」が古式に則り執り行われた。皇室で秋篠宮さま以来、40年ぶりとなる男性皇族の成年式で、天皇陛下から贈られた冠を身に着ける中心的な儀式「加冠の儀」に臨まれた。
天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、皇族方が見守る中天皇御一家の側近が悠仁さまに冠を被せた。このあと、宮内庁御用掛が「掛緒(かけお)」と呼ばれる和紙でできたひもをあごの下で結んで冠を固定し、余りのひもを和ばさみで切ると”パチン”という大きな音が静かな会場に響き渡った。
この後、悠仁さまは「青年皇族としての自覚を持ち、その務めを果たしてまいりたいと存じます」と決意を述べられた。

JFEエンジ ベトナム・ハノイ市に最大規模の下水処理場

JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は9月3日、月島JFEアクアソリューション(本社:東京都中央区)との共同企業体でベトナム・ハノイ市より受注した同市最大規模のエンサ下水処理場を完工したと発表した。両社は同プロジェクトの詳細設計、施工を担当。建設資金には国際協力機構(JICA)の円借款が提供され、2019年に着工し、約6年の工期を経て2025年5月に竣工した。8月21日に完工式が」盛大に執り行われた。
同プロジェクトは、窒素及びリンの高度除去機能を備え、処理能力は27万㎥/日(対象人口:約100万人規模)。2050年に下水普及率100%の目標達成に欠かせない施設。

石破首相 辞意表明 自民党 早期に総裁選へ 首相は不出馬  

石破茂首相(自民党総裁)は9月7日、首相官邸で記者会見し、自民党総裁を辞任すると表明した。辞意表明の背景について「選挙結果に対する責任は総裁たる私にある。米国の関税措置に関する交渉に一つの区切りがついた今、後進に道を譲る決断をした」と述べた。これにより、自民党内にくすぶり続けた”石破おろし”が決着した。
これを受け、自民党は早期に総裁選を実施し、後任を選ぶ。ただ、石破首相はこの総裁選に出馬しない意向を明らかにした。

ベニズワイガニ漁9/1解禁 兵庫・香住漁港で初競り

日本海に秋の訪れを告げるベニズワイガニの漁が9月1日に解禁され、4日朝、関西で唯一、ベニズワイガニの水揚げを行っている兵庫県香美町の香住漁港で初競りがあった。香住漁港によると、小型船8隻が漁に出て19トン余りを水揚げし、競り場には同地では”香住ガニ”と呼ばれる、選別された鮮やかな朱色のベニズワイガニが一面に並べられていた。ベニズワイガニ漁は2026年5月末まで行われる予定。

”モードの帝王”ジョルジオ・アルマーニ氏死去 91歳

イタリアのファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)氏が死去した。91歳だった。同ブランドが9月4日、公式に発表した。
”モードの帝王”と称され、ミラノを世界のファッション中心地の一つにした功労者の一人とされる。
同氏については、かねてより体調不安が報じられ、自宅療養中と発表され、海外メディアでは9月のミラノファッションウィークで復帰すると報じられていた。