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山上徹也被告に求刑通り無期懲役判決

奈良地裁は1月21日、安倍晋三・元首相(当時67歳)を2022年、奈良市内で演説中の銃撃し死亡させた事件の、殺人罪や銃刀法違反などに問われた無職、山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、求刑通り無期懲役を言い渡した。覚悟を決めていたからか、証言台に腰掛け、俯いたままの山上被告は微動だにしなかった。

25年訪日外客 初の4,000万人超, 消費額9.5兆円

金子恭之国土交通相は1月20日、2025年に日本を訪れた外国人客数は前年比16%増の約4,270万人となり、初めて年間4,000万人を突破した。また、訪日外国人客の日本での消費額もおよそ9兆5,000億円に上り、過去最高を更新した。
政府は4年後の2030年に訪日外国人客数を6,000万人、消費額15兆円に増やす目標を掲げている。ただ、各地の観光地で様々なオーバーツーリズム対策など受け入れ環境の整備が課題となっている。

IMF 26年の世界成長予測3.3%へ上方修正

国際通貨基金(IMF)は1月19日、2026年の世界全体の経済成長率を3.3%とする新たな見通しを公表した。昨年10月時点の予想から0.2ポイント上方修正した。米国トランプ政権の高関税政策の影響が逆風となるものの、人工知能(AI)など先端分野への活発な投資が全体を押し上げるとの見立てだ。
2027年の成長率は、関税の影響が薄れていく一方、不確実性が拭えないことから、前回予想と変わらず、3.2%に据え置いた。
2026年の予測を国・地域別にみると、日本は0.7%で0.1ポイント引き上げている。米国は2.4%で0.3ポイント上方修正している。ユーロ圏は0.1ポイント引き上げ1.3%、中国は0.3ポイント引き上げ4.5%となっている。

時代錯誤! 米のグリーンランド領有の野心

北極圏のデンマーク自治領グリーンランドを巡る情勢がにわかに緊迫化してきた。トランプ米政権が領有に意欲を示し、国際規範を無視し、圧倒的な軍事力を背景に圧力をかける一方で、「購入」を通じた取得も選択肢に挙げている。
しかし、こんな強引な振る舞いは19世紀に、列強が資源や権益を求めて植民地獲得を競った帝国主義を想起させるもので、21世紀の現在、時代錯誤の野心にすぎない。全くあきれるばかりだ。
こうしたトランプ政権の姿勢に、デンマーク側は「グリーンランドは売り物ではない!」と強く反発。デンマーク外相やグリーンランド自治政府外相らはホワイトハウスでバンス副大統領らと会談したが、隔たりは埋まらなかった。また、トランプ政権は米国の領有に強く反対する欧州8カ国に2月1日から10%の追加差関税を課す措置を発表している。
米国が、埋蔵するレアアース(希土類)を念頭に経済や、ロシアや中国を意識した安全保障面でグリーンランドへの影響力を強めたいのなら、あくまでも辛抱強く平和的な交渉を通じて、現地の人々の理解を得る必要がある。いや、それしか方法がないと認識すべきだ。

デジタルで遺言可能に 法制審 2月にも答申

遺言制度の見直しを進めている法制審議会(法相の諮問機関)の部会は1月20日、パソコンなどのデジタル機器で作成し、法務局でデータを保管する「保管証書遺言」の導入を柱とする要綱案をまとめた。
保管証書遺言は、パソコンなどで作成し、法務局にオンラインで保管を申請できるようにする。手書きの遺言書で押印を不要とすることや、生命の危機が迫った際は、録音・録画すれば、1人の立ち会いで作成可能とすることも盛り込んでいる。
法制審は2月中にも法相に答申する予定で、政府は2026年度中にも関連する民法改正を目指す。

立憲から「中道」に180人が参加意向

立憲民主党の安住淳幹事長は1月20日、新党「中道改革連合」に入党意向の立民衆院議員が現段階で144人に上っていることを明らかにした。衆院議員148人のうち、すでに引退表明している2人を除く146人中、144人が参加する方向と説明。1人が入党しない考えで、残る1人は確認中という。
また、安住氏は現職以外の衆院選候補者について、36人が参加する方向で、トータル180人が現時点では中道改革連合で選挙に臨むと語った。

衆院選解散”大義なし”,支持率高の”今”だから

高市首相1月19日、会見し、衆院の23日解散を表明、27日公示ー2月8日投開票の日程を明らかにした。会見前は、昨年末から年始にかけてはそんな気配は全くなかったのに、「何故いま」解散なのか?「解散の大義」は?などの指摘が飛び交っていた。
そして、その答えはあったのかといえば、「NO」だった。会見での説明からは、解散が「今」である必要はなく、「新年度予算案の成立」後でもよかった。どうひいき目に見ても首相の自己都合、「内閣支持率の高い今」だから、としか言いようがない。
首相は衆院選の勝敗ラインについて、自民党と連立を組む日本維新の会の「与党で過半数」確保とした。前回選挙の議席からわずか3議席の上積みにすぎない。異常なほど高い内閣支持率を背景に、「自民党で単独過半数確保」を掲げるのかと思われたが、自民党の支持率が他党を大きく引き離しているものの、この間ほとんど変わっていないことからか、かなり抑さえ目のラインに設定された。
有権者は、これまでの様々な”しがらみ”だらけの順送り首相とは異なり、初の女性首相・高市氏には期待するが、これまでの経緯から、自民党には大きな期待はできないーーとの判断なのだろう。ただ、「与党で過半数」確保だけでは、さすがに説得力に乏しいと判断したか、高市氏はその選挙結果に「自身の進退をかける」と明言した。
だが、無難に設定した勝敗ライン(目標)を達成しただけでは、衆院解散の「大義」として強調した「政治の安定」にはつながらない。それを意識してか、会見では”覚悟”のほどを示すためか、若干、不似合いな、やや誇張した表現やワードが多かった。

中国25年GDP前年比5.0%増 輸出堅調

中国国家統計局が1月19日発表した2025年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年比5.0%増だった。中国政府が掲げた「5.0%前後」の成長率目標を達成し、2924年の5.0%増の横ばいだった。
トランプ米政権による高関税措置の影響を受けながらも、輸出の堅調が成長を牽引した形だ。ただ、長引く不動産不況や消費の伸び悩みは深刻で、景気の停滞は続いている。2025年後半の動向をみると、7〜9月期の成長率4.8%から、10〜12月期は4.5%へ失速している。

中国人口14億489万人, 出生数初の800万人割れ

中国国家統計局のまとめによると、2025年末の総人口は前年末比339万人間の14億489万人だった。減少は4年連続。
一方、2025年の出生数は前年比162万人減の792万人にとどまり、1949年の建国以降で最少を更新した。2025年はこれまでで最も少なかった2023年の902万人下回り、初めて800万人を割り込み、直近のピークだった2016年と比べると58%減少した。
中国政府は近年、一人っ子政策の停止以降、子育て世帯の負担軽減策を相次いで打ち出しているものの、出生数は一向に増えていない実態が浮き彫りになった。

中道 安保法制「合憲」原発再稼働容認

立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」は1月19日、衆院選の公約に向けた基本政策を発表した。要点は①従来、両党に隔たりのあった安全保障関連法を「剛健」と位置付けた②「生活者ファーストの政治」を実現させるため、食料品の消費税率ゼロを掲げる③エネルギー政策で「将来的に原発に依存しない社会を目指す」としつつ、安全性の確認と地元合意などを条件に再稼働を容認するーーなど。現実路線を強く打ち出し、幅広い中道勢力の結集を目指す。