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23年自転車事故死346人, 8年ぶり増加 ”ながら運転も”最多

警察庁の統計によると、2023年に自転車に乗って事故死した利用者は前年比7人増の346人で、8年ぶりに前年を上回ったことが分かった。約半数の174人が頭部を損傷し、うち9割超が着用が努力義務となっているヘルメット非着用だった。また、車の運転中の携帯電話の”ながら運転”が原因の死亡・重傷事故は統計がある2007年以降で最多の1,221件に上った。
なお2023年の交通事故総数は前年比7,091件増の30万7,930件。死者は2,678人で、8年ぶりに前年より増えた。重傷者も前年比1,609人増の2万7,636人に上り、2000年以来23年ぶりに前年を上回った。

すでに離婚した夫婦も「共同親権」選択可能 民法改正案

離婚後に夫と妻双方が親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法などの改正案が3月8日、国会に提出された。法施行前に離婚した夫婦も、共同親権を選べるようにする。成立すれば公布から2年以内に施行され、単独親権に限ってきた現行制度から歴史的大転換となる。
未成年の子がいる夫婦の離婚件数は年間約10万件、親の離婚を経験した子は約20万人に上る。

『君たちはどう生きるか』アカデミー賞長編アニメ映画賞

第96回アカデミー賞授賞式が3月11日(日本時間)、米国・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、スタジオジブリ製作・宮﨑駿監督作品の『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞に輝いた。スタジオジブリの作品が同賞に輝くのは、第75回アカデミー賞の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目。

65歳以上高齢単身女性の4割強が貧困 男性を14㌽上回る

東京都立大の阿部彩教授が、厚生労働省の国民生活基礎調査(2021年分)の個票をもとに独自に行った集計によると、65歳以上の一人暮らしの女性の相対的貧困率が44.1%に上ることが分かった。厚労省が同調査で発表している現役世代のひとり親世帯(44.5%)と同じ深刻な水準となった。
高齢期は働いて得る所得が減るか無くなることが多く、男女とも貧困リスクが高い。ただ同じ「高齢」「単身」でも男性の貧困率は30.0%で、女性と14.1ポイントの開きがある。

国交省 マンション「空き部屋」の緊急連絡先の届け出を

国土交通省はマンションの「空き部屋」対策で、マンション管理規約のガイドラインの改正案に、住民に緊急連絡先の届け出を求めることを盛り込んだ。国交省は来年度の改正を目指す。
分譲マンションに住んでいた人が亡くなり、管理組合には相続する人がいるかどうかも分からず放置されたまま、管理費なども滞納が続く。核家族化の進行で親子が遠く離れて暮らすケースが増えた結果、こうしたケースが数多く見られ、現行の管理規約だけでは事態の打開が困難になっているため。

英国 万博パビリオンのテーマ”COME BUILD THE FUTURE”

英国は3月8日、大阪市内で2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンのコンセプトを発表した。テーマはよりよい未来をつくろう、との想いを込めて「COME BUILD THE FUTURE」。建物は箱型で、「偉大なことは小さな始まりから生まれる」という理念のもと、積み木を積み上げてひとつの建物にするイメージで、2012年のロンドンオリンピックで使われた資材も活用し、閉幕後も再利用することが可能だとしている。
パビリオン内では気候変動はじめ世界規模の課題の解決に貢献する英国の最新技術を展示する。パビリオンは近く着工し、今年10月中旬までに主な工事は終える見通しとしている。

阪大と東北大 がん抗体医薬品開発に道 がん抗体を解明

大阪大学蛋白質研究所、東北大学大学院医学系研究科の研究グループは3月9日、共同でがん細胞だけに結合して正常細胞には全く反応しない抗体の取得に成功し、さらに細胞選択性の理由を結晶構造解析により明らかにしたと発表した。この結果、今後がん細胞のみを攻撃する抗体医薬品の開発への応用が期待される。
グループは数百種にも及ぶ数のHER2に対する抗体を作り出し、各抗体について様々な細胞への反応性を調べた。HER2はヒト上皮細胞増殖因子受容体。がんの治療における標的タンパク質として古くから注目されており、過剰に発現したり活性化したりすることで、細胞の増殖制御ができなくなり、がん化する。

物価高で1月実質賃金0.6%減 マイナスは22カ月連続

厚生労働省が3月7日発表した2024年1月毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)によると、1人あたりの賃金は物価を考慮した実質で前年同月比0.6%減少した。マイナスは22カ月連続。物価高に賃金上昇が追いつかない状況が続いている。ただ、実質賃金のマイナス幅は12月の2.1%から縮小した。

伊藤若冲 3.3mの巻物状の大作を新たに発見 福田美術館

京都市の福田美術館(所在地:京都市右京区)によると、江戸時代中期に京都で活躍した絵師、伊藤若冲の珍しい、色鮮やかな巻物状の大作が新たに見つかった。今回見つかったのは「果蔬図巻(かそずかん)」と名付けられた作品は、全長3.3m余の大作。
若冲の作風である鮮やかな色彩でぶどうやりんごなどの果物と、かぼちゃやとうがんなどの野菜合わせて40種類が繊細に描かれている。若冲76歳の時の作品とみられる。この作品は今年10月に福田美術館で一般公開される予定。