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老健の相部屋料 自己負担に 対象2万人強 厚労省案提示

厚生労働省は12月4日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の分科会でリハビリなどを提供する介護老人保健施設(老健)の一部などの相部屋の室料について、全額自己負担を求める案を示した。対象は2万人強の見込み。
老健の相部屋は光熱水費のみが利用者負担で、室料は保険給付の基本サービスに含まれる。特別養護老人ホーム(特養)は2015年度から月1万5,000円程度の室料を自己負担に切り替えたことから、利用者の公平性を保つため見直しが必要と判断した。厚労省は一定の所得を有する入所者に室料負担を求める方針だ。

吉野ヶ里遺跡「謎のエリア」で最古級の青銅器鋳型など3点出土

佐賀県は12月4日、吉野ヶ里遺跡(所在地:吉野ヶ里町、神埼市)の「謎のエリア」と呼ばれる日吉神社跡での発掘調査で、今年4月の石棺墓に続き9〜10月に国内最古級とみられる弥生時代中期前半(紀元前2世紀ごろ)の蛇紋岩でできた青銅器鋳造用の鋳型など3点が見つかったと発表した。吉野ヶ里遺跡ではこれまでに同様の青銅器用鋳型の出土が7例あるが、すべて石英斑岩で蛇紋岩は初めてという。

東急不動産 タイ・バンコクでホテル&オフィスの複合開発に参画

東急不動産(本社:東京都渋谷区)は12月4日、タイ子会社、TLTH Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、TLTH)を通じて、タイ大手上場不動産デベロッパー、Orijinn Pyoperty Public Company Limited(本社:タイ・バンコク、以下、オリジン社)およびその100%子会社、One Orijin Company Limited(本社:タイ・バンコク、以下、ワンオリジン社)が開発を進める、タイ・バンコクにおけるホテルおよびオフィスで構成する複合開発事業に参画すると発表した。
今回参画するのは、バンコク・スカイトレインのウドムスク駅から徒歩3分に立地するプロジェクトで、敷地面積約4,400㎡、RC造地上39階建て。2024年7月着工、2026年11月竣工予定。今回の案件で同社のタイにおける事業参画は計10物件となる。

香港高裁 中国恒大集団の法的整理 判断を24年1月に延期

香港の高等法院(高裁)は12月4日、経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団に対する清算申し立てについての審理を開き、判断を2024年1月29日に延期した。恒大集団が示した新たな債務再編案についての検討や協議に時間を要するとした。ただ、今回の判断先送りによって、かえって同国の不動産不況、ひいては景気停滞を長期化させかねないリスクがある。香港の清算手続きは実質的に法的整理にあたる。

関空 国際線の免税店・飲食店入る新エリア12/5オープン

関西空港国際線の免税店および飲食店が入る新エリアがが12月4日、5日のオープンを前に報道陣に公開された。新エリアはこれまで9カ所に散らばっていた化粧品や酒類などの免税店や飲食店を集約。出国審査場から搭乗口まで100mにわたる通路の両側に、高級ブランド店や飲食店など25の店舗を配置した。
関空の運営会社、関西エアポートはインバウンド需要の増加を見据え、国際線の受け入れ客数をコロナ禍前の2018年度の2倍近い年間4,000万人まで増やすため、第1ターミナルの国際線エリアの拡張工事を進めている。

年末年始の国内旅行費用4万1,000円で過去最高 JTB調査

アンケート調査や予約状況によるJTBのまとめによると、2023年度の年末年始(2023年12月23〜2024年1月3日)の1人あたりの旅行費用は国内旅行で4万1,000円と2022年度から4,000円増え過去最高となる見通しだ。一方、海外旅行の旅行費用は22万2,000円と2022年度から1万9,000円減少する。ただ、海外旅行は長期と短期に分かれ、旅行費用は二極化すると分析している。
旅行者数は、国内旅行が4%増の2,800万人と新型コロナウイルス禍前の2019年度と比べて96%の水準まで回復する。海外旅行の旅行者数は2022年度に比べ2.6倍の58万人で2019年度に比べ70%の水準まで回復を見込む。

東洋エンジ タイでアセチレンブラック設備の設計業務を受注

東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市、以下、TOYO)は12月4日、日本のデンカとタイのSCG Chemicals Public Company Limited(SCGケミカルズ)が、合弁会社Denka SCGC Advanced Materials Co.,Ltd.(デンカSCGC アドバンスト・マテリアルズ)を通じて投資するアセチレンブラック製造設備の詳細設計・調達業務を受注したと発表した。
同プラントの建設地はタイ・ラヨン州マプタプット。設備能力は年産約1万1,000トン。2026年上半期完成予定。製造されたアセチレンブラックは優れた導電性を有するカーボンブラックの一種で、主に大手EV(電気自動車)向け蓄電池メーカーへ供給されるほか、洋上風力発電の高圧送電線ケーブル用途などでも使用され、脱炭素化に貢献する。

三陸・常磐エリア水産業者支援へ大手コンビニ3社が異例のタッグ

福島第1原発処理水の海洋放出を巡る中国の禁輸措置などで苦境に立たされている国内水産業者を支援するため、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの大手コンビニ3社が、異例のタッグを組んだ。経済産業省などが進める三陸・常磐エリアの海の幸の消費拡大キャンペーに参加。各社が開発した海の幸を使ったおにぎりや弁当、総菜を12月5日から東北地方を中心に売り出す。

大阪・枚方市の禁野本町遺跡で奈良・平安期の都市の”道路跡”出土

大阪府枚方市によると、同市の奈良時代から平安時代初期の遺跡「禁野本町遺跡」の発掘調査で幅12mと推定される”道路跡”が見つかった。この遺跡は国の史跡「百済寺跡」の北側に奈良時代から平安時代初期に栄えた古代都市の遺跡。朝鮮半島の古代国家、百済の王族の子孫百済王氏が築き、南北900m、東西450mの範囲の碁盤の目のように道路が整備されていたことが分かっている。
この道路跡は、都市の中央を南北に走っていたメインストリートと考えられ、市は「当時では異例ともいえる整備された都市の姿が明確になった」としている。市は一帯の住宅開発に先立って9月から10月にかけて行った発掘調査の結果見つかったという。

クロマグロ22年度漁獲量で京都府61㌧で2年連続で関西首位

気候変動と海流の変動に伴う水温上昇も影響しているのか、水産資源の構図に異変が起きている。2022年度のクロマグロ漁獲高で京都府が61トンと5年前の5倍に上り、2年連続で和歌山県を抜き、関西では2年連続で首位となった。京都府では、日本海の舟屋で知られる伊根湾で地形を生かしてクロマグロの養殖が行われ、養殖としては最大級の100kg前後のマグロを扱い、「京まぐろ」と名付けたブランド化も始まっている。