インドネシアのジャカルタ近郊で、3月31日から4月10日まで「インドネシア国際モーターショー(IIMS)」が開かれている。IIMSを主催した会社は開催の目的について、脱炭素社会に向け「IIMSを通して、自動車産業と連携しクリーンエネルギーへの移行の役割を担い、インドネシア政府が掲げる2060年のCO2ネットゼロ目標達成に貢献したい」とした。
乗用車はトヨタ自動車、ホンダなど15ブランド、二輪はホンダヤマハ発動機など14ブランドが出展した。また、複数のブランドが電気自動車(EV)の展示を行い国産ブランドも初展示された。トヨタ自動車は現地販売法人トヨタ・アストラ・モーターが、コンセプトカーとして、バッテリー式EV(BEV)の多目的車(MPV)「キジャン・イノーバ」を開会式当日のみ披露した。廃ブルッド社では「カムリ」「カローラ・アルティス」も展示した。
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日華化学 エレファンテックとポリエステルアップサイクル技術
ファッションテキスタイルの”ロスゼロ”を目指して、日華化学(本社:福井市)は4月6日、同社の界面科学技術をを応用し、エレファンテック(本社:東京都中央区)と共同で、染色またはプリントされたポリエステル布地から水を使わずに染料を簡単に取り除き、再度、染色・プリントによる意匠を付与することを可能とするポリエステルアップサイクル技術「ネオクロマト加工」を開発した発表した。
今回開発したのは、分散染料で染色されたポリエステル繊維から安全性の高い薬剤を用い、ヒートプレスマシンのみで大掛かりな設備を使用することなく、また水を使用せずに染料のみを数分間でほぼ完全に脱色できる革新的な技術。この技術の活用シーンは多岐にわたり、ファッションテキスタイルのロスゼロにつながるとみられる。
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トルコに1.4万人のロシア人が入国 地元メディア
トルコの地元メディアによると、ロシアのウクライナ侵攻開始後、トルコに少なくとも1万4,000人のロシア人が入国したもようだ。これは、ロシア国内での反戦デモへの弾圧強化など、プーチン政権の締め付けを恐れる人々が国外へ脱出しているものだ。
プーチン政権のメディアへの弾圧をはじめプロパガンダ、厳しい情報統制など様々な方法で取り繕っても、真実は透けて見えてくる。そんなプーチン政権に嫌気がさしているロシア人は少なくない。
トルコはロシア人が事前にビザを取得することなく入国できるため、欧米などを目指す人々が当面の行き先として選ぶことも多いという。同様の理由で、トルコに隣接するジョージアやアルメニアなどにも、多くのロシア人が逃れているもようだ。