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NXマレーシア クアラルンプール国際空港内に新倉庫

NIPPON EXPRESSホールディングスは4月1日、グループのNXマレーシアが同日、マレーシア・クアラルンプール国際空港内のFree Commercial Zone(FCZ)に新倉庫を開設し、作業、貨物保管スペースを拡張したと発表した。
今回5,896㎡の新倉庫を開設、既存倉庫と合わせ合計約9,700㎡の倉庫でオペレーションを行うことになった。

競馬 ポタジェが春の中距離王決戦制す 2強を撃破

競馬の春の古馬中距離頂上決戦、第66回大阪杯(G1、芝2000m、4歳以上オープン、1着賞金2億円)は4月3日、阪神競馬場で行われ、吉田隼人騎手騎乗の8番人気のポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が、道中中団に控え、直線鋭く抜け出しゴール前の混戦を差し切った。同馬はG1初勝利。タイムは1分58秒4。2着はレイパパレ(3番人気)、3着はアリーヴォ(7番人気)だった。
このレースには2021年の年度代表馬で断然1番人気のエフフォーリア、5連勝中だった上がり馬ジャックドールが出走し支持を集めていたが、これら2強を撃破し春の古馬中距離王に輝いた。エフフォーリアは9着の惨敗、ジャックドールは5着だった。

日銀短観 関西7期ぶり悪化 オミクロン株,ウクライナ情勢

日銀大阪支店が4月1日公表した、関西2府4県の企業1,400社を対象に実施した調査、「短観(企業短期経済観測調査)」によると、オミクロン株の広がりや深刻化するウクライナ情勢の影響で、「全産業」の景気判断を示す指数は7期ぶりに悪化した。景気が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数で景気を判断する。
足元の景気判断を示す指数は、「全産業」でプラス1ポイントとなり、前回の2021年12月の調査から5ポイント悪化した。オミクロン株の感染再拡大を受けて「宿泊・飲食サービス」は前回から26ポイント悪化してマイナス53ポイント、「小売」も前回から10ポイント悪化してマイナス16ポイントとなった。
製造業では、ロシアのウクライナ侵攻に伴う原材料価格の高騰の影響で、「化学」が7ポイント悪化してプラス16ポイントとなり、製造業全体でも3ポイント悪化してプラス5ポイントとなった。

京都の春彩る「都をどり」3年ぶりに南座で開幕

京都の春を彩る祇園の芸妓や舞妓による「都をどり」が4月1日、京都市東山区の南座で3年ぶりに開幕した。24日まで開かれる。
都をどりは、京都の花街の1つ、「祇園甲部」で150年前に始められた芸妓や舞妓らによる春の舞踊公演。2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止されたが、今年は出演者を少なくするなどの対策を取ったうえで実施。
今回の公演は「泰平祈令和花模様(たいへのいのりれいわはなもよう)」と題して、一日に8つの演目が披露されることになり、大勢の観客が集まった。最後の演目では、満開の桜の絵を背景に色鮮やかな着物を身にまとった芸・舞妓が勢ぞろい。あでやかな舞に見入っていた。

日本列島南岸の「黒潮大蛇行」4年9カ月継続 史上最長

海洋研究開発機構の調べによると、日本列島の南岸を黒潮が大きく蛇行する「黒潮大蛇行」と呼ばれる現象が、4月で4年9カ月間続いていて、観測史上最も長くなった。1965年の観測開始以降これまでに6回発生しており、今回は2017年8月に始まった。同機構によると、少なくともまだ半年は続くと分析している。
専門家によると、黒潮大蛇行が起こると、①東海や関東の沿岸で高潮が発生しやすくなる②魚の生息範囲が変わって不漁の原因になる③関東周辺の夏場の気温や湿度を上昇させる-など様々な影響が出ると指摘されている。

週休3日制は可能か スペイン,英国で試験導入相次ぐ

働き方改革の一環として、日本の企業でも俎上に挙げられる週休3日制。海外の動きが大いに注目されるところだが、日本経済新聞によると欧州で試験導入が相次ぐ見通しだ。スペインは政府主導で2022年に約200社で実施するほか、英国では大学やシンクタンクが中心となり、70社以上が参加する試験を6月から実施するという。
新型コロナウイルス禍で在宅勤務の推奨など働き方が見直されたのが契機の一つだが、サービス業など一部の業界では、実施するには新たな人員確保で負担が生じると警戒する声もあり、業種によってクリアしなければならないハードルは高い。

コロナ感染拡大で「北京自動車ショー」延期発表

4月21日に開幕する予定だった「北京国際自動車ショー」の延期が決まった。主催者が2日、中国国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることなどを理由に、延期を発表した。国内外の自動車メーカーにも延期を通知したという。延期による開催時期は公表していない。
中国政府が”ゼロコロナ”を掲げる中、同国では新型コロナウイルスの新規感染者数が1万人に迫っている。上海市では郊外の一部を除く大半の地域で外出禁止が続いている。これを受け、事実上の都市封鎖(ロックダウン)など厳しい防疫措置が取られている。このため生産、投資、物流が停滞し、同国経済の下押し圧力となっている。

スリランカで全土に非常事態宣言 経済危機で混乱

複数のメディアによると、スリランカのラジャパクサ大統領は4月1日、全土に非常事態宣言を宣言した。
”親中派”として知られるラジャパクサ氏一族。その縁で、中国からの借款で空港や港湾などのインフラ整備を実施。その結果、返済に行き詰まり、中国の「債務の罠(わな)」に落ちたと批判される。
外貨不足に伴う深刻な経済危機に陥り、3月31日には13時間の計画停電を実施している。その政権に対する抗議や批判、不満が国民の間で爆発したものだ。抗議デモは各地に広がり、最大都市コロンボでは暴徒化した市民が大統領官邸を襲撃した。

イスラム圏でラマダン入り 食料価格上昇が影響か

サウジアラビアなど多くのイスラム圏で4月2日、イスラム教徒が日中の飲食などを絶つ「ラマダン」(断食月)が始まった。今回は新型コロナウイルス感染拡大から3度目だけに、過去2回の教訓を踏まえ礼拝などの制限緩和が広がる。
ただ、過去2回とは異なる要因もある。ロシアのウクライナ侵攻などによる食料価格の高騰だ。一部の国では日没後の食事などに影響を与えることになりそうだ。

ホンダのヒト型2足歩行ロボット「ASIMO」引退

ホンダのヒト型2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が3月31日、2001年から行われていたショーに最後の出演を果たし、フィナーレを飾った。2000年に登場したASIMOは、ダンスやジャンプができる2足歩行ロボットとして活躍し、NHK紅白歌合戦にもゲスト出演した。
今後、ホンダはASIMOなどの開発で培った技術を生かし、遠隔地から自分の代わりとして動かす「アバター(分身)ロボット」の開発に力を入れていくとしている。