大阪労働局によると、6月の近畿2府4県の有効求人倍率は仕事を求める人が減少したことから、前月を0.05㌽上回り、5カ月ぶりに上昇に転じ1.05倍だった。製造業や建設業などで求人が増えた一方、求職者がすべての府県で減ったため。
府県別にみると、奈良県が1.34倍、滋賀県が1.21倍、和歌山県が1.17倍、京都府が1.10倍、兵庫県が1.06倍、大阪府が0.96倍だった。
ただ、今後については「コロナの感染状況の見極めが難しいことから、いぜんとして不透明」としている。
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スマートシティづくりへ 大阪に実証実験施設オープン
大阪市北区に、大阪商工会議所が主導して企画したITなどの先端技術を駆使したスマートシティづくりのための実証実験施設「コモングラウンド」がオープンした。場所はベアリング部品の製造などを手掛ける中西金属工業(所在地:大阪市北区)の敷地内。共同実験場(138㎡)には多数のセンサーやカメラを配置し、動く人やモノの立体データをリアルタイムで記録できるようにしている。
企業はこれらのデータを共有しながら、児童走行やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)の技術を利用した製品やサービスの開発に向けて実験が可能だ。同施設は有料の会員制で、すでに大和ハウス工業、大阪ガス、NTT西日本など15社がメンバーとなっている。