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補正予算案 衆院通過 国民・公明も賛成

政府の総合経済対策の裏付けとなる2025年度補正予算案は、12月11日の衆院本会議で自民党と日本維新の会に加え、野党の国民民主、公明両党も賛成して可決され、衆院を通過した。12日から参院予算委員会で審議が始まる。政府・与党は16日に成立させたい考えで、17日に会期末を迎える今国会で成立する見通し。
補正予算案は一般会計の歳出総額が18兆3,034億円で、新型コロナ禍収束後、最大となった。歳入の6割を超える11兆6,960億円を国債の追加発行で賄う。

ウクライナ 米に和平修正版 揺れる領土割譲

ウクライナは12月10日、ロンドンで8日行われた英国、フランス、ドイツの3カ国首脳との会談をを踏まえ20項目に絞った、和平修正版を米国に提出した。ゼレンスキー大統領が8日の会談後、ウクライナ東部のドンバス地方(ドネツク州、ルハンスク州)の割譲には応じられないと強い口調で語っていた。
だが、和平後のロシアの再侵略を防ぐために米国が提供する”安全の保証”と経済復興の模索とからみ、流動的な部分を残している模様だ。ドイツのメルツ首相は11日、修正版ではウクライナ側が領土問題で譲歩する可能性が盛り込まれていることを明らかにしている。

泊原発再稼働 地元同意 北海道知事表明

北海道の鈴木直道知事は12月10日、道議会で北海道電力泊(とまり)原子力発電所3号機(所在地:北海道泊村)について、再稼働に同意することを正式に表明した。北電は2027年早期の再稼働を目指しており、事実上の要件となっている立地・周辺4町村を含めた「地元同意」が出揃った。

”世界で最もパワフルな女性”高市首相が3位

米国の経済誌フォーブスは12月10日、「世界で最もパワフルな女性」100人を発表し、3位に高市早苗首相を選んだ。同誌は選出した女性らを「激動の時代における不屈の精神の象徴だ」と称賛している。
首位は4年連続で欧州連合(EU)のフォンデアライエン」欧州委員長、2位は欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁だった。

祝 坂口・北川さんにノーベル賞授与

ノーベル賞の授賞式が12月10日午後4時(日本時間11日午前0時)からスウェーデン・ストックホルムのコンサートホールで行われた。生理学・医学賞の坂口志文(しもん)・大阪大特任教授(74)と化学賞の北川進・京都大特別教授(74)の2人がメダルと賞状を受け取った。式は物理学、化学、生理学・医学、文学、経済学、の順に、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと賞状が授与された。
個人での日本のノーベル賞受賞者は30人(うち3人は米国籍)となった。団体として日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が昨年平和賞を受賞している。

公取委 フリーランス違反調査で128社に指導

公正取引委員会は12月10日、組織に属さず働くフリーランスの保護を目的とするフリーランス保護法に違反したか、その恐れがあったとして、放送・広告業界の128社に是正を求めて指導したと発表した。
指導対象の行為の内訳は、取引条件の明示義務違反が88件、期日における報酬支払い義務違反が89件、禁止行為が33件だった。確認された禁止行為では買いたたきが目立った。

パラマウント ワーナー買収に名乗り

米メディア大手パラマウントスカイダンスは12月8日、同業のワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対し、株式公開買い付け(TOB)を開始した。買収合意を発表したネットフリックスを上回る金額で対抗する。米証券取引委員会に提出した資料によると、全株取得に要する費用は779億ドル(約12.1兆円)。ネットフリックスの720億ドルを上回る。WBD買収を巡り、両社の争奪戦となる。

1位 男子「湊」, 女子「翠」人気の名前

明治安田生命保険が12月9日、2025年生まれの赤ちゃんの名前の人気ランキングを発表した。男の子は「湊(みなと、そう)」、女の子は「翠(すい)」がいずれも初めて1位になった。名前に使われた漢字は、男の子は「翔」が5年連続、女の子は「愛」が4年連続それぞれトップだった。
以下、ランキング上位の名前は男の子は2位が伊織(いおり)、結翔(ゆいと、ゆうと)、4位が琉生(るい、りゅうせい)、5位が蓮(れん)。女の子は2位が陽葵(ひまり、ひなた)、3位が紬(つむぎ)、4位が茉白(ましろ)、5位が凛(りん)だった。

豪州 16歳未満対象のSNS禁止法施行

オーストラリアで12月10日、16歳未満を対象にしたSNS利用禁止法が施行された。これは、国レベルで子供のANA利用を一律に禁ずる踏み込んだ措置。SNSを介した子供のいじめや性犯罪、有害な投稿の閲覧などを防ぐのが狙い。
欧州などで同種の規制の必要性を指摘する声が挙がる中、豪州での規制の成否が注目される。

危険運転の数値基準案 一般道50㌔超過

車の危険運転致死傷の適用要件の見直しを検討している法制審議会(法相の諮問機関)は12月9日開いた部会で、①車の速度②運転者のアルコール濃度ーーの数値基準案を示した。
スピーそ超過が最高速度60㌔以下の道路では50㌔超、最高速度が60㌔を超える道路では60㌔を超えて死傷事故を起こせば、一律に危険運転を適用する。
飲酒は、呼気1㍑中のアルコールが0.5㍉・㌘以上の場合に適用するとした。ビールを大瓶2〜3本摂取した状態に相当するという。