12月8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする自身があり、青森県八戸市で震度6強を観測した。震源の深さは50㌔、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.6と推定される。気象庁は北海道と東北地方の太平洋沿岸に津波警報を発表した。岩手県久慈市で9日午前0時10分、北海道浦河町で同21分にいずれも50㌢の津波を観測した。また、青森県六ケ所村で午後11時43分に40㌢、北海道えりも町と青森県八戸市に30㌢の津波が到達した。
「つなぐ」タグアーカイブ
大学入試共通テスト受験に身分証も必要
米ネトフリ ワーナー買収で最終合意
Jリーグ 鹿島9年ぶりV , 柏「1」届かず
「マイナンバーカード」1億枚超え
坂茂建築設計に「金」米建築家協会
出国税3,000円に引き上げ 観光公害対策で
中国軍機 空自機に2回レーダー照射
本質議論”無視”の衆院議員定数削減法案
自民党と日本維新の会が、衆院議員の定数削減の段取りを定めたプログラム法案を国会に提出した。これは、”身を切る改革”を訴える維新が、自民との連立条件として求めていたもの。ただ、両党には微妙に温度差がある。自民には”問答無用”のこの法案提出に慎重論もあった。しかし、少数与党の現状、連立維持を優先させた。
その結果、国会や選挙のあり方など本質的な議論が全くなされないまま、維新に引きずられた、その根拠も明確になされないままの結論”むき出し”の、しかも欠陥だらけの乱暴な法案となった。
なんと衆院の協議会が1年以内に削減方法を決めなければ、自動的に小選挙区25、比例選20の計45議席を減らすという条項が盛り込まれている。期限までに与野党が合意できなければ、有無を言わさず定数を減らすというやり方は、ほとんど脅しに等しいものだ。
政治とカネの問題が相次ぎ、政治家への不信が国民の間にあるのは確かだが、だからといって定数を減らしても問題解決にはならない。今こそ定数だけに捉われず、難しい課題だが、民意を的確にくみ取る選挙制度の構築に向け、与野党挙げた真摯な議論が求められる。