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大阪府23年度予算案3.6%減 スタートアップを支援

大阪府は2月15日、一般会計で2022年度当初予算比3.6%減の3兆6,421億円の2023年度当初予算案を発表した。府の経済成長を後押しする施策ほか、脱炭素の推進やスタートアップを支援する新規事業を盛り込んでいる。企業業績の改善などから2023年度の府税収入は前年度比5.8%増の1兆4,569億円を見込んでいる。
主な新規事業をみると、スタートアップの海外事業展開の支援に3,050万円、民間事業者の脱炭素関連技術の導入などの補助に2,560万円を充てている。

高松市 廃棄うどん活用のバイオマス発電実証拡大へ

高松市は、2022年6月から進めてきた廃棄うどんを活用、汚泥に混ぜたバイオマス発電の効率を高める実証実験で、これをさらに拡大させるため2月13日、全国でさぬきうどんのネット販売などを展開している山田家物流と協定を結んだ。この協定で山田家物流は、うどんを製造する過程で廃棄される麺を1日およそ20kgを提供する。
高松市は市内の下水処理場で、汚泥センターで発酵させて発生するガスを活用したバイオマス発電を行っている。実証実験でこれまでにうどん製造会社2社の協力を得て、合わせておよそ10トンの廃棄うどんが投入され、順調に発電を続けており、今後うどんの投入量を増やしながら本格的な事業化を検討していく。

秋田・八郎湖で氷上ワカサギ釣り盛ん テント並ぶ

秋田県三種町鹿渡の八郎湖東部承水路で、氷上ワカサギ釣りを楽しむカラフルなテントが立ち並んでいる。このワカサギ釣り、凍った湖面に開けた穴に釣り糸を垂らして楽しむもの。氷上では寒さをしのぐために張られたカラフルなテント群が、この時期・季節ならではの景色となっている。土・日曜日には午前中から多くの釣り人が訪れ、釣り糸を垂らしていた。

奈良・天理市で「氷室」の3年ぶり「氷まつり」

奈良県天理市の山間部の福住地区で2月11日、復元された古代の氷の貯蔵庫「氷室」に氷を運び入れる「氷まつり」が行われた。子どもたちは用意された3トンの氷を、およそ30kgのブロックごとに棒で吊り下げて担ぎ、次々と氷室に運んでいた。
氷まつりは例年この時期に行われるが、2021、2022年は新型コロナ対策で参加者を絞って開催。今年は3年ぶりに従来の規模に戻し、地元の子どもたちらおよそ150人が参加した。この福住地区では古代の氷室の跡が多く見つかっている。

滋賀・竜王町で大型イチゴ農園オープン 家族連れ

滋賀県・竜王町で2月12日、イチゴ栽培されている11棟の農業用ハウスが連なる大型農園がオープンし、イチゴ狩りを楽しむ家族連れなどで賑わった。
この農園は竜王町の複数の農家が、県の所有地を活用して整備を進めているもので、最終的にはおよそ1万9,000㎡の広さになる計画。12日はこのうち7,100㎡余りの部分が先行してオープンした。5月ごろまでイチゴ狩りを楽しめるという。
11棟のハウスでは糖度の高い「章姫」や、程良い酸味の「紅ほっぺ」など7種類のイチゴが栽培されている。訪れた家族らはハウスの中を歩き回って、選り取り見取りのイチゴを味わっていた。