出入国在留管理庁は6月4日、外国人の技能実習に代わり2027年4月に始まる就労制度「育成就労」について、日本がタイ政府と協力覚書を交わしたと発表した。日本とタイで協力し、技能実習運用時に見られた、高額な手数料を徴収するといった不正な仲介業者を排除する。
新たな育成就労制度を巡り、人材を送り出す側の国と覚書を結ぶのは初めて。政府は育成就労の外国人に関し、同様の協力覚書を結んだ国からのみ受け入れる方針。2026年度中に他の国とも覚書を交わす予定。
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ネアンデルタール人 歯の治療は現生人類以上
ロシア科学アカデミー考古学・民俗学研究所の研究チームが、最近シベリアの洞窟で発見された5万9,000年前のネアンデルタール人の臼歯にあけられた奇妙な穴を詳しく調べたところ、ネアンデルタール人が痛む歯を治療する器用さを持っていたことが明らかになった。
彼らは、石器で歯に穴をあけ、化膿(かのう)した歯髄を慎重に取り除いていたことをうかがわせた。こうした先史時代の処置は、現生人類が虫歯を治療した最古の証拠よりも約4万年も古い。この論文は5月13日付で学術誌「PLOS One」に掲載された。
私たち現生人類(ホモ・サピエンス)は、ネアンデルタール人を思考ではなく、本能で行動する、棍棒を振るう野蛮な穴居人として表現することが多い。しかし、近年明らかになった事例をみると、約4万年前の更新世後期に絶滅したネアンデルタール人が、芸術的な表現をし、死者を追悼する知的な生きものだったことを示唆しているーーと記している。