「つなぐ」タグアーカイブ

東京都 無電柱化へ 宅地開発時の電柱新設を原則禁止

電線を地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」について、東京都は指定地域で新たに宅地開発する場合、敷地内の電柱の新設を原則禁止とする全国初の条例の制定を目指す方針を固めた。条例骨子案では無電柱化の計画書の提出を義務付け、違反した場合は指導・勧告に加えて、事業者名を公表するなどとしている。
東京都は災害時に倒壊した電柱が避難の妨げになるおそれがあるなどとして、無電柱化の取り組みを進めており、2017年には都が管理する道路で電柱の新設を原則禁止とする条例を制定している。

万博協会の万博未利用チケットの扱いに苦言

10月13日の閉幕まで残り半月余りになった大阪・関西万博。ここへきて購入したのに使われていないチケットが数多く残っていることが大きな問題になっている。払い戻しはしないと言明しているだけに、個人で未利用チケットを持っている人は、長い待ち時間を覚悟し、しかも1日数百枚程度の当日券に懸け、運に任せ会場へ出向く他ない。交換できなかれば出直しか、交換できなければ未利用チケットは単なる紙くずとなる。果たしてこれでいいのか?
急遽、博覧会協会は入場ゲート前で行っている当日券の販売を9月26日で終了し、27日からまだ利用されていないチケットを当日券に交換できるようにすることになった。ただ、これは無制限にというわけではない。交換できる当日券は1日数百枚程度で東ゲートの引換所で先着順で、正午以降に入場できる当日券を午前11時から、午後4時以降に入場できる当日券を午後3時45分から交換する予定だという。また、公式サイトでのチケットの販売は30日で終了するという。
博覧会協会は「何もやらないよりは、やったほうが誠実だと考えて導入した。入場ゲートまできても交換できないということもあり得るが、それでも行きたいと思うかどうかで判断していただきたい」と話している。
そもそも、今回の万博、膨らんだ経費を販売枚数を引き上げて、チケット収入で賄うことを念頭に販売をスタート。開幕しても思うように販売が伸びず、様々な手段で購入を呼び掛けられた。それならと地元近畿圏で応じた人も多かったはずだ。ところが、閉幕まで1カ月を切ったところで、協会の一方的なこの対応に問題はないか。この仕打ちはあまりにも冷たすぎるのではないか。

エーザイ 豪州で認知症治療薬の承認取得

エーザイと米バイオジェンは9月25日、オーストラリアでアルツハイマー病認知症治療薬「レカネマブ(製品名レケンビ)」の承認を取得したと発表した。早期アルツハイマー病患者のうち、脳の出血や腫れといった副作用が比較的出にくい患者を対象に承認を取得した。
エーザイによると、同国の認知症患者数は約42万5,000と推定される。レカネマブは日米や欧州連合(EU)など50カ国・地域で承認を取得している。

横浜市長 27年園芸博で「大屋根リング”活用したい」意向

横浜市の山中竹春市長は9月23日、横浜市で開催する2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)で、現在開催中の大阪・関西万博の大屋根リングの木材を再利用したい意向を示した。同日、大阪・関西万博の「ギャラリーEAST」で始めたGREEN×EXPO2027のPRイベントの一環で明らかにしたもの。
大屋根リングの再利用を巡っては主要なリサイクル案が決まっておらず、国際的にも限りある天然資源のより有益な活用案が待たれていた。

日本製鉄 USスチールに440億円投資 生産設備の改修で

日本製鉄は9月25日、傘下の米鉄鋼大手のUSスチールが既存の生産設備の改修などに約3億ドル(約440億円)を投資すると発表した。対象はインディアナ州のゲーリー製鉄所およびペンシルベニア州モンバレー製鉄所。USスチールの再建に向けて、トランプ政権との間で約束した総額約110億ドルの巨額の設備投資の一環。

三菱地所 インド・ムンバイにアジア社のインド支店

三菱地所は9月22日、100%子会社三菱地所アジア社のインド支店をムンバイに設立したと発表した。10月以降、営業開始する予定。インドでチェンナイ、ベンガルール、デリー首都圏、ムンバイでのオフィスビル事業、住宅・物流施設事業など三菱地所グループの総合力を活かした一層の事業拡大を目指す。

三井住友銀行 インドカルナタカ州ベンガルール出張所

三井住友銀行は9月22日、インドカルナタカ州ベンガルール市にムンバイ支店ベンガルール出張所を開設、営業を開始したと発表した。自動車関連産業やIT産業の集積地、ベンガルール市への出店により、顧客への迅速かつきめ細かなサービスを提供する。今回の出張所開設により、同行のインド国内ネットワークは5拠点(ニューデリー、ムンバイ、チェンナイ、ギフトシティー、ベンガルール)に拡充された。

気象庁 長期予報”秋は短く急に冬”10月初旬は真夏日も

気象庁は9月22日長期予報を発表した。これによると、暑かった夏の名残は続き10月初めは全国的に「平年より気温が高く」、30度以上の真夏日になる日もあるとの見立て。体感として11月の途中までは気温が高く、秋は短く、12月ごろは寒気の影響を受けやすく、急に冬を感じることになると予想している。
12月から来年2月の冬を通しての降雪量は、西日本の日本海側で「平年並みか多い」と予想されていて、北日本の日本海側と東日本の日本海側は「ほぼ平年並み」と見込まれている。

OECD 25年世界経済成長率予測3.2%に0.3㌽上方修正

OECD(経済協力開発機構)が9月23日発表した世界経済の見通しによると、2025年の成長率は3.2%と、6月の前回予測に比べて0.3ポイント引き上げられた。
主な国や地域別にみると、米国は0.2ポイント高い1.8%、中国は0.2ポイント高い4.9%、日本は0.4ポイント高い1.1%、ユーロ圏は0.2ポイント高い1.2%などとなっている。