大阪府などによると、高齢者施設での新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について、府内で2月までに終えた施設は2,615施設、全体の76%となった。府では「まん延防止等重点措置」が3月21日まで延長された際、改めて」3回目の接種を急ぐよう要請。3月半ばごろまでに9割を超える施設で完了する見通しだとしている。
「アジア」カテゴリーアーカイブ
大阪・造幣局「桜の通り抜け」4/13~19 3年ぶり開催
JR西日本ダイヤ改正 京阪神で103本,全体で206本減便
3年ぶり観客入れて大阪で大相撲春場所 3/13に初日
大阪市 塾代助成 23年4月から小学5,6年生に拡大
大阪府 特別支援学校500余教室不足 全国で最も深刻
文部科学省の調査によると、障がいのある子供たちが通う特別支援学校の不足が全国で課題となっており、大阪府は500余の教室が不足し、全国の都道府県で最も深刻な状況にあることが分かった。全国の自治体対象に2021年10月、調査を実施した。
全国で合わせて3,740教室が不足しており、このうち大阪府が528教室に上っている。この調査は3年前にも行われているが、当時大阪府で不足していた教室は35で、今回15倍になった。特別支援学校は、通学を希望する児童や生徒が年々増加しているという。大阪府は教室不足を解消するため、特別支援学校の新設などの計画を策定しているが、現在の計画で令和6年度までに解消が見込まれているのは不足数のわずか2割ほどにとどまっている。
賃上げ予定の関西企業74% 依然コロナ前水準下回る
信用調査会社、東京商工リサーチのまとめによると、2022年度に賃上げを実施する予定の関西の企業は74.2%と2年連続で改善する見通しであることが分かった。ただ、依然としてコロナ禍前水準を下回っていて、新型コロナの影響が続いていることがうかがわれる結果となった。
調査は2月上旬、インターネットで関西の企業921社から回答があった。その結果2022年度に賃上げを実施すると回答した企業は684社、74.2%だった。2021年度から2.3ポイント増加し、2年連続で上昇したが、新型コロナ拡大前の2019年度の水準(81.9%)には届かなかった。
大企業の製造業や卸売業では80%を超えたが、中小企業の運輸業やサービス業では50%台にとどまった。