COP30閉幕 被害軽減へ適応資金3倍採択 2025年11月25日アジア-国際交流つなぐfujishima ブラジル・ベレンで開かれていた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は会期を1日延長し11月22日、気候変動の被害を軽減する”適応策”の発展途上国向けの資金を3倍に増やすことなどを盛り込んだ合意文書を採択し、閉幕した。 基準の時期は明確になっていない。先進国に率先して拠出するよう促した。欧州や中南米の国々が求めていた「化石燃料からの脱却の加速」は、合意文書では」触れられなかった。 次回COP31はトルコ、COP32はエチオピアで開催される。
パナHDとYKKAP ビル内窓でペロブスカイト実証 2025年11月25日アジア-産業つなぐfujishima パナソニックホールディングス(HD)とYKKAPは11月20日、ガラス一体型のペロブスカイト太陽電池をビルの内窓として設置する実証実験を始めたと発表した。 YKKAPが入居する谷町YFビル(所在地:大阪市中央区)の内窓に、パナソニックHDが製造した縦約1m、横約70cmのペロブスカイト太陽電池4枚を設置した。1年程度実証実験し、より良い設置方法を検討したり、光の透過性を確認する。パナソニック」HDがビルの内窓に設置するタイプで実証するのは国内初という。
WHO 職員2,400人削減 米の拠出停止で 2025年11月25日アジア-社会つなぐfujishima 世界保健機関(WHO)は11月19日、全職員の4分の1にあたる約2,400人の人員削減を2026年6月末までに行う方針を明らかにした。脱退を決めた米国による資金拠出打ち切りに伴う措置。これにより、WHOが取り組む途上国の医療支援や感染症対策などへの悪影響が懸念される。 米国は2022〜2023年にWHOに約13億ドルを提供するなど、WHOへの資金拠出は世界最多だった。
女性の約1/3が性暴力を経験 WHO報告書 2025年11月25日アジア-社会つなぐfujishima WHO(世界保健機関)は11月19日、助成に対する暴力に関する報告書を公表した。報告書は168カ国・地域の2000年から2023年までのデータを分析したもの。その結果、15歳以上の女性の約3分の1にあたる約8億4,000万人が、パートナーからの暴力や、パートナーでない人からの性暴力を経験したことがあると推計している。 さらに、20年間で暴力を受けた女性の割合がほとんど減っていないとし、各国でいぜんとして対策が取られていないーーと訴えている。
ジャンプW杯 丸山初V, 混合団体でも 2025年11月24日アジア-社会つなぐfujishima ノルウェー・リレハンメルで11月21日に開幕したノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは混合団体第1戦で日本が、そして22日の女子個人第1戦で丸山希がそれぞれ初優勝した。 混合団体第1戦は丸山希、二階堂蓮、小林陵侑の順に飛んだ日本が合計1,034点で優勝した。2位はスロベニア、3位はオーストリア。日本のW杯混合団体優勝は2013年12月のリレハンメル大会以来。女子個人戦では丸山が133m50、130m50を飛び、合計285.5点でW杯個人初勝利を挙げた。
バド女子複・矢ヶ部姉妹, 200自・茨「金」 2025年11月24日アジア-社会つなぐfujishima 聴覚障害者による国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」は第7日の11月21日、バドミントン女子ダブルスで矢ヶ部紋可(あやか)、真衣組が金メダルを獲得した」。また、茨隆太郎が競泳男子200m自由形で優勝した。 矢ヶ部姉妹ペアは前回大会で準決勝を棄権した。日本選手団で新型コロナウイルス感染が確認され、選手団全体で感染拡大防止で出場辞退を決めたため、無念の棄権だった。
G20首脳会議開幕 南ア”宣言”発表 異論も 2025年11月24日アジア-国際交流つなぐfujishima 加盟国ほか、16の招待国を加えた42カ国・地域と国際機関が参加し、これまでの主要20カ国・地域(G20)で最大規模となった首脳会議が11月22日、南アフリカ・ヨハネスブルクで開幕し、南ア政府は「G20首脳宣言」を発表した。 議長国の南アのシリル・ラマポーザ大統領は冒頭で宣言が採択されたとの認識を示した。だが、協議をボイコットしたトランプ米政権は宣言採択に反対しているほか、この日の議論でも加盟国から異論が出た。宣言の扱いを巡り、協議が紛糾する可能性がある。
OKI ベトナム新工場稼働 ATM供給体制強化 2025年11月24日アジア-産業つなぐfujishima OKIは11月19日、ベトナム・ハイフォン市のチャンズエ工業団地の生産拠点、OKI VIETNAM CO.,LTD(OKIベトナム)をリニューアルし、2025年9月より新工場として本格稼働を開始したと発表した。これにより、ATMなど自動機製品の生産能力を従来比2倍に拡大し、グローバルな顧客への安定的な供給体制を強化する。 近年、ベトナムをはじめとする東南アジアやインドではATMの需要が伸長。このため、OKIは国内に加え海外の成長市場向けにも積極的にATM展開を推進している。
ウーバー 22県で近距離, 個人間の荷物配達 2025年11月24日アジア-産業つなぐfujishima 米ウーバーテクノロジーズ傘下のウーバージャパン(本社:東京都港区)は11月19日、東京都や大阪府など22都道府県で個人間の荷物配達サービス「Courier(クーリエ)」を始めたと発表した。これは13km以内の近距離で個人同士で、プレゼントや忘れ物、書類など8kgまでの荷物が対象。 同社の配車アプリ上で注文し、料理配達のウーバーイーツの配達員が一緒に運ぶ。ウーバーはこれまで国内で店舗向けの荷物配達を手掛けていたが、個人間の荷物配達は初めて。ウーバーは日本全国で稼働中の配達パートナーを10万人以上を抱えているという。
長嶋茂雄さん お別れの会に3万2,400人 2025年11月23日アジア-社会つなぐfujishima プロ野球・読売巨人軍の選手、監督として偉大な足跡を残し、6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんのお別れの会が11月21日、東京ドーム(所在地:東京都文京区)で行われた。球界関係者らが出席した式典、そして式典後の「一般の部」でのファンを合わせ約3万2,400人が別れを惜しみ、追悼した。 式典では王貞治・福岡ソフトバンクホークス会長(85)、松井秀喜さん(51)、俳優の北大路欣也さん(82)らがお別れの言葉を述べた。イチローさん、MLBドジャースの大谷翔平選手もビデオメッセージを寄せた。