「つなぐ」タグアーカイブ

大谷翔平 受賞ラッシュ DHでMLBファーストチームに

米メジャーリーグ機構(MLB)は11月14日(日本時間15日)、ファン投票などで今季活躍した選手を選ぶ「オールMLBチーム」を発表し、ドジャースの大谷翔平選手(30)は指名打者(DH)部門でベストナインに相当する「ファーストチーム」に選出され、2年連続3度目の受賞となった。大谷選手は同日、最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルチネス賞」も4年連続4度目の受賞も果たした。

日米韓 連携継続へ「調整事務局」新設 首脳会談で合意

石破首相と米国のバイデン大統領、韓国の尹錫悦大統領は11月15日(日本時間16日)、南米ペルーの首都リマで会談し、連携を加速させるための「調整事務局」を新設することで合意した。既存路線の修正必至のトランプ次期大統領の就任を見据え、日米韓協力の定着につなげたい考えだ。
3カ国は「我々は末永く続くように3カ国のパートナーシップを構築してきた」、そして事務局について「インド太平洋を安全な地域にするための行動を確保する」との共同声明を発表した。

世界のサンゴ44%が絶滅危機 気候変動が原因 IUCN

各国政府や自然保護団体などでつくる国債自然保護連合(IUCN)は11月13日、世界のサンゴの44%にあたる約390種が絶滅の危機に直面していると発表した。サンゴは海水温の変化に敏感な生物で、危機は気候変動が原因になっているとして、温室効果ガスの排出量の大幅な削減を求めている。2008年に行われた前回の発表では、3分の1を絶滅危惧種としていたが、この16年で大幅に増えた。

関電 高浜原発1号機 国内初 運転開始50年超 稼働最長に 

国内で運転している原子力発電所で最も古い、福井県にある関西電力の高浜原子力発電所1号機が11月14日、国内で初めて運転開始から50年を超えた。同原発は国内の商業用で8番目に運転を始めたが、先に運転開始した原発がすべて廃炉になっていて、現在運転中の中では最も古い原発となっている。長期にわたる稼働には何より安全性確保が課題だが、すでに原子力規制委員会から最長60年までの運転期間の延長が認められている。

アスエネ タイの脱炭素の取り組み支援強化へ現地法人設立

アスエネ(本社:東京都港区)は11月14日、タイにおける脱炭素の取り組み支援を強化するため、首都バンコク中心部に現地法人、ASUENE(THAILAND)Ltd.を設立し、現地企業に向けたCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」の提供を開始したと発表した。タイ事業におけるカントリーマネジャーを配備、本格的に営業体制の整備を進めている。
この第1弾として、ブリヂストンのタイ現地法人、タイブリヂストンにASUENEの導入を開始した。

エア・ウォーター 雪印メグ工場に家畜糞尿由来バイオメタン

エア・ウォーター(本社:大阪市中央区)は11月14日、LNG(液化天然ガス)の代替燃料となる家畜ふん尿由来バイオメタンを、12月末より雪印メグミルク(本社:東京都新宿区)大樹工場へ納入することが決まったと発表した。SDGs達成への貢献やCO2排出量削減の取り組みの一環。純度はメタン(CH4)約90%、使用量は年間約5万N㎥、CO2削減量は年間約100トン。
エア・ウォーターは家畜ふん尿由来バイオメタンの製造から販売に至るサプライチェーンを確立。2024年5月より事業化している。酪農家と燃料消費先の工場が近接地にある場合、より低コストでバイオメタンの活用が可能となる。今回がそのモデルケース。

大東建託 米国で買取リノベ再販事業始動 27年3月期100億円

大東建託(本社:東京都港区)は11月14日、米国で取得した物件をリノベーションして販売する、買取リノベ再販事業を始動すると発表した。この第1号案件としてカリフォルニア州ロサンゼルス郡レドンドビーチに位置する木造2階建ての賃貸住宅8棟32戸を取得した。同物件は大規模リノベーションを施した後、大東建託グループのオーナーはじめ事業者、投資家への販売を2024年末以降、順次行っていく。
こうした案件の取り組みにより2027年3月期に売上高100億円と、世界一の管理戸数150万戸を目指すとしている。

侍ジャパン3連勝 台湾3−1で破る 2次ラウンド進出へ王手

野球の国際大会「プレミア12」は11月16日、台湾で1次ラウンドB組の3試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」は台湾を3−1で退け、3連勝した。地元ファンが球場を埋め尽くす完全アウェーの台湾ドームで、先発・才木が5回2/3を無失点に抑える力投を見せ、日本が競り勝った。
韓国はドミニカに9−6で逆転勝ちし、キューバは豪州を4−3で破って初白星を挙げた。日本は17日のキューバ戦に勝てば、2次ラウンド進出が決まる。

東レ 半導体製造向け水処理膜 再利用下水の尿素を9割除去

東レ(本社:東京都中央区)は11月14日、半導体の製造工程で使われる純度の高い水の需要増に応えるため、再利用する下水中の尿素などの除去率を高めた水処理膜を開発したと発表した。11月から国内のエンジニアリング会社向けに展開を始め、2025年度以降は販路を海外にも広げる。
半導体の製造工程では不純物が限りなくゼロに近い「超純水」が大量に必要となる。今回開発した逆浸透膜(RO膜)は、下水を再利用する場合を想定したもので、水道水の場合より濃度が高くなる尿素の除去率を、従来品比で2倍に高めた。水処理膜の穴の口径や穴の分布を工夫することで、除去率を従来品の8割弱程度から9割近くまで上げたとしている。

南海トラフ海底観測網「N-net」11/21正午から本格運用

気象庁などは11月14日、南海トラフ地震に備えて試験運用中だった四国・九州沖の海底観測網「Nーnet(エヌネット)」について、21日正午から観測データの活用を始めると発表した。これまでは高知〜宮崎県沖は海底観測網がない”空白域”だった。本格的な運用開始により津波警報などの発表に生かされ、沖合で発生した津波の検知が最大20分早まるという。